2024/1/23
[ 初回公開日:
2015/3/3
]
Google Analytics(UA)の攻略法~基本編2

こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。
前回より、Googleが提供している無料解析ツール、Google Analyticsの攻略法をご紹介しています。
【これまでの記事】
今回も引き続き、基本編です。
・アナリティクスでわかること
1、基本的な数値
アナリティクスの解析機能を使いこなすことで、実に様々なことがわかります。 簡単なものから具体的に挙げてみると
セッション(訪問者数)・・・サイトを訪問したのべ人数
UU(ユニークユーザー)数・・・サイトを訪問したユーザー数(1人が2回訪問すると訪問者数は2、UU数は1)
PV(ページビュー)数・・・1つのページが表示されるごとに1PV
平均滞在時間・・・一人がどの程度そのサイトに滞在したかの平均時間
平均PV数・・・1人あたりが見たPVの平均
参照元・・・どこから来たのか(検索エンジン、SNS、外部リンク、ダイレクト等)
ランディングページ・・・1番最初に訪問したページ
検索キーワード・・・どのようなキーワードで検索してサイトを訪問したか
この辺りの数字がデイリーはもちろんのこと、1週間でも10日でも3か月でも3年でも、自分で設定した期間での計測結果を簡単に見ることができます。もちろん項目はこれ以外にも沢山あります。(セッション、UU、PV、参照元等の用語は実際にアナリティクスに登場するものばかりですので、今のうちから慣れておき少しずつ理解しておきましょう) またこれらを組み合わせることによって、例えば
先週Yahooの検索エンジン経由で訪問した人数は○人、PVは○件、平均滞在時間は○分
Facebook経由で来た人と検索エンジン経由で来た人の平均滞在時間の比較
トップページから来た人が2ページ目に見ているページのランキング
など、更に1歩踏み込んだ詳しい解析結果も割と簡単に知ることができます。 そして前回お話したように、これらの解析結果を元に「なぜそうなったのか」を考え「では次はこうしてみよう」という行動に移していきます。
2、訪問者の行動心理
アナリティクスを使っていて面白いなーと思うのは、どこを見ても数字だらけなのですが不思議とその数字から訪問者の不満や意図、行動心理が垣間見れる所です。 例えば、ブログサイトで各記事ページの離脱率(そのページを最後にサイトを離れた人の割合)が90%ととても高いとします。これは例えばあるページに10人が訪問した場合に、その内の1人だけが次のページに移動し、残りの9人はそのサイトを離れたことを意味しています。 ここから、
そのページがあまりにもつまらなかった
次のページに簡単に移動できるようなリンクが見当たらなかった
他に興味のありそうな記事が見つからなかった
などが推測できると思いませんか? これはご自身が訪問者の場合を想像していただければわかると思います。 検索エンジンでとあるキーワードで検索し、検索結果から1つのサイトに訪問しそこに目当ての情報がなければ「離脱」しますよね? または目当ての情報があり記事を最後まで読んだとしても、その先に「関連記事はこちら」等の案内がなければやはり「離脱」しませんか?
訪問者は正直です。 不必要なサイトからはものの数秒で離れますし、気に入れば数分でも滞在します。 決して、「このページの離脱率を下げるために、面倒だけどあと何ページか見てみるかな」などとは考えません。 ですので例えば先ほどの 1、そのページがあまりにもつまらなかった の場合は、おそらく平均滞在時間が10秒以内という数字として現れます。(だって、皆さんもパッとみて「違うな」と思ってサイトを離れるのに10秒もかかりませんよね?) そして 2、次のページに簡単に移動できるようなリンクが見当たらなかった の場合には恐らく記事は読んでもらえているので、平均滞在時間が1よりも長くなるはずです。 3、他に興味のありそうな記事が見つからなかった の場合にも2と同じく平均滞在時間が長く、また記事の内容を気に入って「他にも気になる記事はないかな?」と他のページも見てみるかもしれませんので、平均PV数が2の場合よりも高くなるかもしれませんね。
3、仮説→行動へ
この仮説を元に、 1、そのページがあまりにもつまらなかった では検索キーワードの答えが記事の中に無かった=キーワードとのミスマッチが起こっている可能性があるので、今後は「検索キーワードをチェックしつつ意図したキーワードで上位に表示させるようSEOに力を入れる」というような行動を導きだすことができます。 2、次のページに簡単に移動できるようなリンクが見当たらなかった では例えば記事内に関連性のある内部リンクを埋め込んでみることで、別のページも見てもらえるかもしれません。 3、他に興味のありそうな記事が見つからなかった なら、「関連記事はこちら」などのリンクを見やすい位置に追加することで別の記事もクリックされやすくなるでしょう。
このように、数字を紐解くことで その数字が意味しているもの=訪問者の行動心理 を知ることができるのがアナリティクスの大きな特徴だと思います。 逆に言うとレンタルカートやブログサービスの解析ツールでは表面上の数字を知ることはできても、そこから行動心理を推測するにはデータが足りないとも言えると思います。 行動心理がわかると何がいいのかと言えば、(既にご説明していますが)サイトの改善に繋げることができます。 例えば効率的にアクセス数を増やすことだってできますし、売上を上げるために注力すべき部分がどこかを知ることだってできます。 何より、ご自身のサイトについてよく知ることと、お客様をよく知ることはネットショップを運営する上で欠かせません。 そのためには、アナリティクスの導入は(私は)出来る限りするべきだと考えます。 例えば誰かにアドバイスをもらおうにも、解析データがなくてはアドバイスできないですしね。
もちろんいきなり最初からこのような分析が出来る訳ではありませんが、少なくとも1年アナリティクスに触れていればこれくらいのことはわかるようになります。 サイトを改善するための行動を導きだせて初めて、アクセス解析をしている意味があると言えますので、少しずつ覚えていきましょう。(大丈夫です、最初の数か月は私もただ数字を眺めているばかりでしたから♪)
基本編は次回で最後です。
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