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1ヶ月、Studio Assistant実際使ってみてどうだった? | 第8回 アイティプラスの雑談【イベントアーカイブ】

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2026/1/27

[ 初回公開日:

2026/01/27

1ヶ月、Studio Assistant実際使ってみてどうだった? | 第8回 アイティプラスの雑談【イベントアーカイブ】

動画アーカイブ

はじめに

2026年1月26日、IT+の野口・溝口による「第8回 アイティプラスの雑談」をYouTubeライブで配信しました。

今回は、第5回の雑談に続いて、YouTubeで画面共有しながらライブ配信でお届けしました。

今回のテーマは 「1ヶ月、Studio Assistant 実際使ってみてどうだった?」 です。

Studio Assistantを実際に触りながら、基本機能のデモ、作成したサイト例の紹介、実務で使う場合の感想、今後欲しい機能、Q&Aをライブの流れに沿って紹介しました。

現在はベータ版ではありますが、Studioらしく、制作者の手を活かす前提で設計・進化していくことが想定されており、段階的に機能が拡張されていけば、1人で対応できる制作量を2倍、3倍に引き上げることも現実的になってきます。今後のアップデート次第で、実務における存在感がさらに高まっていく可能性を強く感じる内容でした。

配信は画面共有をしながら進行しています。この記事では、画面を見ながらの操作説明は要点のみまとめていますので、細かな操作や見た目の変化はYouTubeアーカイブをご覧ください。

1. オープニング:今回のテーマ

00:19〜

2026年最初の雑談として、昨年末にBeta版がリリースされたStudio Assistantを取り上げました。
Studio Assistantは、Studioが提供するAIを活用した制作ツールで、実際に1ヶ月触ってみた中で「何ができるのか」「実務でどう使えるのか」を中心にお話ししました。

2. Studio Assistantの基本と使い方デモ

02:33〜

配信では、新規プロジェクトの作成から、生成、調整、エクスポートまで一通りデモしました。

デモで触れたポイント(要点)

  • 新規プロジェクト作成画面に「アシスタントと始める」が表示される(契約していない場合は表示されない)

  • 生成前のヒアリング(Webサイトの目的・説明文・写真検索ワード等)を丁寧に入れるほど、生成結果に反映されやすい

  • セクション単位で再生成できるため、部分的に“当たり”が出るまで調整しやすい

  • デザイン調整(書体・余白・角丸・枠線・配色)は、Studio Assistant側でざっくり整えつつ、必要に応じてデザインエディタ側で最短修正するのが早い場面がある

  • CSV書き出しは、どのテキストがどこに入っているか一覧化でき、クライアントに「ここを埋めてください」と渡せる点が実務的だった

※操作手順やUIの細かな説明は、画面を見た方が分かりやすいためYouTube本編をご覧ください。

3. Studio Assistantで作ってみたサイト紹介

20:13〜

配信では、実際にStudio Assistantで作成した例をいくつか紹介しました。

「Studio Assistantでどんなものが出てくるのか」、そして「そこからどのくらい手を入れると公開レベルに近づくのか」をイメージしていただくために、作例を見ながら話しました。

①tawawaブランドサイト(デザインエディタで調整なし/Studio Assistantのみ)

https://itplus-assistant-day1.studio.site/

20:31〜


最初に紹介したのは、実際の自社プロジェクトtawawa(多肉植物のブランドサイト)を想定して作成した例です。
このサイトは、デザインエディタ側での調整は行わず、Studio Assistant上の調整だけで仕上げたものです。

シンプルな構成のサイトでは、Studio Assistantの生成結果がそのまま使えるケースもあり、ホバー演出やカルーセルなども自動で入ってくるため、想像以上に完成度が高い印象でした。

もちろん、実運用ではテキストや画像の差し替え、必要情報の整理は必要ですが、「個人商店」や「強いブランディング要件がない」サイトであれば、このまま公開まで持っていけそうという印象です。

スマホ表示も一定整っており、最低限の手入れで形になりやすい例でした。

②和食居酒屋(デザインエディタで20分程度の調整あり)

https://itplus-assistant-day3.studio.site/

21:47〜
和食居酒屋を想定したサイト例です。
こちらは、生成された状態からデザインエディタで調整を加えた例として紹介しました。

具体的には、

  • フォントの調整

  • 配色(例:モスグリーン×ベージュ等)

  • 文字が背景と同化して読みにくくなる箇所の修正

  • マージン/パディングの端数(83px等)の整理

  • レスポンシブ時の見え方調整

といった「見え方の整え」を中心に、20分程度の調整を入れています。
このくらい手を入れると、かなり公開に近いレベルまで持っていける、という実感値がありました。

③クリニック(デザインエディタで20〜30分程度の調整あり)
https://itplus-assistant-day5.studio.site/

23:18〜

続いて、クリニック系の例にも触れました。
このあたりは、Studio Assistantの生成結果だけだと アイコンの色や背景色など細部の噛み合わせが崩れることがあり、デザインエディタでの調整が必要になりやすいと感じました。

④テックカンパニー(調整なし/調整あり:ビフォーアフター)

23:43〜

調整なし:https://itplus-assistant-day4-1.studio.site/
調整あり:https://itplus-assistant-day4-2.studio.site/

ビフォーアフターとして分かりやすい例として、テックカンパニーの作例も紹介しました。
Studio Assistantの「アピール型(LP重視)」で生成すると、ファーストビューの強いLPが出やすく、このタイプはStudio Assistantが得意な領域だとい思います。

調整なしの状態でも大枠は成立しており、ABテスト前提・スピード重視・PDCAを回す用途であれば、このままでも十分使える可能性がある、という見立てです。

一方で、実際に運用・公開に寄せるなら、

  • 見えなくなっている要素の修正

  • ボタン周りの視認性調整

  • 色味整理
    などを行い、20〜30分程度の調整で公開可能な見え方に近づけられると思います。
    (ロゴ差し替えとフォーム設定など、運用面の仕上げは別途必要になります。)

その他の作例(一覧)

4. Studio Assistantを実際に使ってみた感想

27:13〜

良かった点

  • 要素が決まっていれば、ワイヤーフレームを作るスピードが早くなる

  • 要素がある程度決まっているシンプルなLPであれば、まず作ってみる、という入り方がしやすい

  • 複雑なプロジェクトには向かないが、シンプルでLP的な構成の案件では相当スピード感が出る印象だった

  • 実案件でも試してみた結果、最終的にはデザインエディタでの調整が多くなったものの、叩き台としては十分使えると感じた

  • クライアントや案件条件によるが、シンプル・ミニマルなデザインを求められる案件では特に相性が良さそうだった

  • ワイヤーとして生成し、最低限のマージン・パディング・レイアウト調整を行えば、そのまま公開できるケースもありそうだった

  • 画像が多いサイトとの相性が良く、写真重視の構成は特に強い印象だった

  • ポートフォリオやカメラマンのポートレートのような、写真を見せることが主目的のサイトには向いていそうだった

  • Studio Assistant上でセクションごとに調整や再生成ができ、後からセクションを追加することもできる点は便利だった

  • 他のAIでプロンプトで指示し生成するのでは難しいことが、Studio Assistantではできる点が良いと感じた

  • フォントは太さ込みで設定してくれるため、そのままデザインエディター側に反映される点は効率面でメリットがあった

  • 通常の生成AIと比べても待ち時間が少ない印象だった

  • 最終的にStudioのデザインエディタで調整できる前提になっている点も良かった

実務目線のリアル

31:24〜

  • 実務で使う場合、調整は必須で、生成したものをそのまま公開するのは難しく、求めるクオリティ次第では最後に細かな調整が必要になる印象だった

  • レイヤー名が英語表記のまま残っている部分があり、納品時には命名し直す必要がある箇所が出てくる

  • マージンやパディングに端数(例:103px、53px)が入ることがあり、細かな数値調整が必要になるケースがある

  • トーンとしてはシンプル・ミニマル系に寄りやすく、その場合は有効だが、それ以外のトーンではワイヤーとして使い、最終的には作り直す形になることもありそうだった

  •  デザイナーではない人が使った場合、プロンプトを工夫しても調整しきれない場面があり、自力での解決が難しく、誰かに頼らないと対応できないケースが出てくる印象だった

  • メニュー構成などは繰り返し生成することで意図に近づくこともあるが、フォントと背景色が被るなどの問題は解消しづらいケースがある

  • 一方で、営業系・マーケティング系のLPを作り、文字だけ差し替えて広告用に使うといった用途であれば、成立しそうな感触はあった

  • Studioのデザインエディターが使えるとしても、デザインのセンスそのものを補完できるわけではないため、ケースによってはテンプレートを使った方が早いと感じることもありそうだった

5. まとめ:Studio Assistantは何に使えそうか?強みは?

35:10〜

何に使えそうか(トーン・用途)

  • トーンとしてはシンプル・ミニマル系のサイトが最も向いており、特に写真が多い構成との相性が良く、ポートフォリオ系のように綺麗な写真を入れるだけで成立しやすい印象だった

  • ホテルサイトの作例でも、生成後にタイトル周りを少し調整しアクセントを加えるだけでクオリティが大きく上がり、その程度の修正で十分公開できる状態になるケースがあると感じられた

  • 素材は手持ちのものに差し替える必要はあるものの、その前提でも構成としての強さがあり、1から作るよりもStudio Assistantで生成してから調整する方が圧倒的に早く形にできる

  • ただし、現時点では機能の制限もあり、複数ページ構成やCMSを使ったメディアサイトには向きにくく、用途としては基本的にLPに限られる

Studio Assistantの強み

37:22〜

  • 他の生成AIと比べると、最終的にデザイナーや制作者が調整する前提で価値が設計されており、デザイナーの手を加える余白を残したまま生成される、Studioらしい「アシスタント」としての位置づけが強いツールだと感じられた

  • セクションごとに調整でき、画面上でセクション単位の入れ替えや位置変更ができる点は、実際の制作フローに近く、実務的に使いやすかった

  • フォント、余白、枠線、角丸などの調整が細かく行え、デザイン全体を大きく崩さずに微調整できる点は強みだと感じられた

  • 生成速度が非常に速く、待ち時間が少ない点は作業効率の面で大きなメリットだった

  • Studio Stockや既存のセクションと連動しているため、画像の差し替えが早く、1枚だけ変更するといった操作もしやすく、試行錯誤しながら調整できる点も使いやすかった

  • 最も大きな強みとして、生成後にStudioのデザインエディターに持ってきて修正し、そのままStudioのサイトとして公開できる点である

  • HTMLやCSSだけを書き出して終わりではなく、Studioの制作環境にそのまま接続できる点は、他の生成系ツールと大きく違う部分だった

6. もっとこうなったらいい(欲しい機能)

40:28〜

  • デザインエディタに移したあとでも再度Studio Assistantで調整したくなる場面があるため、生成と編集を行き来できる仕組みがあると、より実務的に使いやすくなると感じる

  • 細かな調整面では、フォントの選択肢はデザイナーではない人には少ない方が使いやすい一方、デザイナー目線では使いたいフォントを選べる余地があると嬉しいと感じられた

  • マージンやパディング、角丸や枠線もバー操作ではなく数値で設定できるようになると、より調整しやすくなる

  • カラーについても、どの色がどの要素に効いているのかを指定できる仕組みがあると便利だと感じた

  • 現時点ではLP生成に限られているが、今後、トップページのトーンや構成に合わせて下層ページを自動生成できる機能が追加されることを最も期待している。また、下層ページの作成にStudio Assistantを使えると実務上の効率化は非常に大きい

  • ブログやニュースなどを想定したCMS設定もAIで補完できるようになると、さらに使い道が広がりそうだと感じられた

  • 将来的に見越しての設計がされているように思うが、既存のWordPressサイトなどのURLをStudio Assistantに渡すことで、その構成を汲み取り、下層ページまで含めてStudio上に再構築できるようになると、実務上の実用性は一気に高まる

  • 特に、ページ数の多い移行案件を考えると、「下層ページ生成」と「既存URLからの再構築」が揃うことで、かなり現実的な選択肢になると感じられた

7. Q&A

Q1. クライアントワークに使えますか?

46:53〜

A. シンプル・ミニマル系のLPで、スピード優先・低単価で双方合意できる条件であれば、使える可能性があると思う。一方で、情報が複雑で、凝ったレイアウトが求められる案件には向かない。

目的と制約がはっきりしている場合に向いている印象のため、そうした前提をクライアントと共有したうえであれば、プランを切り分けてクライアントワークに活用することも十分可能だと考えます。

Q2. 月額料金に見合うサービスですか?

47:54〜

A. 案件数が多く、LP制作を主体としている制作会社であれば、現時点でもフィットする可能性が高いという印象。たとえばLP1本あたり10万〜15万円程度でクライアントに納得してもらえる価格帯を設定し、やり取りの工数を最短で2〜3日、長くても1週間程度で完結させられるフローを組めるのであれば、今のStudio Assistantの料金プラン・機能でも十分ペイできると考えています。

一方で、そうした条件を作れない場合は月額料金に見合わないケースもあり得ます。通常30万〜50万円程度で作り込んでいるLP制作を、Studio Assistantでどこまで省力化できるのか、初期のベース作成をどこまで任せられるのかによって、時間コストややり取りの削減効果は大きく変わるため、そのバランス次第で導入判断は分かれると思います。

Q3. フリーランスだと費用面で導入が難しいのでは?

49:43〜

A. フリーランスの場合は、目的や目指す方向性によって判断が大きく分かれると思います。

低単価のLPを効率よく数多くこなし、スピード重視で売上を立てたいのであれば、フリーランスでも十分使える可能性があります。例えば、AIを前提にしたLP制作プランとして、「低単価・ハイスピード」を明確に打ち出し、この人に頼みたいと思ってもらえる理由を作れるのであれば、実績次第でしばらくは先駆者利益で成立するのではないかと思う。

一方で、高単価で複雑な構成やオリジナリティを重視した案件を狙う場合には、Studio Assistantの使いどころとは少しズレる印象です。また、すでにLPを10万円前後でオリジナル制作している場合、AIを使っても単価を下げられないと成立しにくく、既存の価格帯のままでは厳しいケースもあると考えられます。

むしろ、営業主体でLPを量産し、広告運用やABテストとセットで回していくようなビジネスモデルの方が相性は良く、月額料金もコストとして吸収できる可能性があるかもしれません。また、限定的ですが信頼関係のある既存クライアントから「急ぎで、そこまでこだわらないから早く作ってほしい」といった依頼が来た場合には、フリーランスでも現実的に使える場面はあると感じました。

8. まとめ

54:31〜

現時点では、Studio AssistantはLP制作を前提とした使い方が中心となるため、単体のLP制作だけで判断すると、先行投資として検討が必要な場面もあります。一方で、実務の流れに沿って使うことで、ワイヤー作成や初期構成のスピードを大きく高められる点は、すでに十分な手応えを感じられました。

今後、下層ページの自動生成や既存サイトの置き換えなどの機能が追加されれば、制作全体の効率化が進み、費用対効果の捉え方も大きく変わってくると考えられます。ベータ版としての現状を踏まえつつも、Studio Assistantが実務にどう組み込まれていくのか、今後のアップデートに注目したいところです。

今回もアンケートにご協力いただき、またライブ配信をご視聴くださり誠にありがとうございました。

一旦この回を持ちましてアイティプラスの雑談はお終いとなります。

また、違う企画等を考えておりますので、今後ともアイティプラスをよろしくお願いいたします。

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