2025/6/13
[ 初回公開日:
2025/6/13
]
Studioで“売れるテンプレート”を作る秘訣 - Xスペース開催レポート【イベントアーカイブ】

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Studio テンプレート 売上 No.1 「THEマーケティングカンパニー」のデザイナー溝口が語る“作り方と収益のリアル”
はじめに
2025 年6月11日、IT+は Twitter(X) スペースにて 「【アイティプラスの雑談】Studio|売れるテンプレートの考え方」 をライブ配信しました。
企画背景 ― IT+が今回の X スペースを開いた理由
IT+は自社制作サイト「旅と仕事と」で Studio Design Award 2024 グランプリを受賞しました(受賞サイトを見る)。
この受賞をきっかけに、Studio社が「テンプレート・エコシステム」を今後の重点施策のとして位置づけていることもあり、Studio 代表・石井氏とIT+ 野口、溝口の間で「ノーコードの『テンプレート制作』ビジネスは、デザイナーの仕事をどう変えるか?」という対談(記事を見る、動画はこちら)を実施いただきました。
こうした文脈を共有し、テンプレート市場の最新動向と制作ノウハウを解放する場として、本スペースを企画しました。
IT+は「Studio Store 有料テンプレート売上 No.1」の実績を保持
溝口(IT+)は Studio Store 有料テンプレートランキング1位 のトップクリエイター。
売上上位テンプレート「THE マーケティングカンパニー」を含む 4件のテンプレートを展開し、ニーズに合わせた設計とトーンで高評価を獲得しています。
累計販売件数・月次売上ともに Studio ストア内で最高水準を記録しており、その制作フローと収益のリアルを共有することも本スペースの目的でした。
本記事では、Twitter(X) スペースでの当日のディスカッションと質疑応答をダイジェストでご紹介します。テンプレート制作に興味のあるデザイナーの方、Studio を使った収益化を検討している事業者の方はぜひご一読ください。
1. セッション概要
項目 | 内容 |
|---|---|
タイトル | 【アイティプラスの雑談】Studio|売れるテンプレートの考え方 |
日時 | 2025 年6月11日(水)12:00‑13:00 |
参加者 | IT+ 溝口、野口 |
形式 | X スペース(ライブ配信) |
主な対象 | Studio テンプレートを作ってみたいクリエイター、既に制作しているが伸ばしたい方 |
2. テンプレートデザイナーになるまでの道のり
公式審査に通過する
Studio テンプレートデザイナー公式サイトの応募フォームからエントリー。
応募資格としてStudioで実装した3サイト以上の実績提出が必須。審査には約4 週間かかることもある。

管理画面に「ストア管理」タブが追加
審査に合格すると管理画面にテンプレート出品用のタブが有効化される。
ここから該当プロジェクトをテンプレートとして申請。
詳細なチェックリストをクリア
Studio 独自の UI/アクセシビリティ ガイドライン(約100項目程度)を満たす必要がある。
ビジュアル・レスポンシブ・タグ設定など多岐にわたる。
3. Studio テンプレートの価値
クライアント側のメリット
予算とスケジュールの両立。LP やコーポレートサイトを「来週公開したい」といった急ぎ案件でも、テンプレートなら即日導入が可能。クリエイター側のメリット
収益の新しい柱になる(月平均 40–50 万円の実績例)
テンプレートが公開できる = Studioによる制作において一定以上の基準を満たすスキルの証明(ポートフォリオ代わり)
ノーコード × ホスティング不要の手軽さ
自前サーバーや自社でのシステムアップデートなどの管理が不要。運用担当が画像とテキストを差し替えるだけで公開できる。

4. 「売れるテンプレート」4 つの共通点
# | ポイント | 解説 |
|---|---|---|
1 | ニーズの大きいカテゴリを狙う | Studio ストア上位 10 件の大半は「ビジネス/コーポレート」 |
2 | しっかりとしたターゲット設定 | 制作するカテゴリの中でもターゲットを明確にし、そのターゲットに対してニーズのある構成の設計がされている |
3 | 汎用性と尖りのバランス | トーンは尖らせ過ぎず、ターゲット企業が使いやすい汎用性のあるトーンに。カスタムコードや複雑なアニメーションなどは最小限に抑える |
4 | 運用を想定した構造設計 | 更新頻度の高いセクションはリスト機能化し、画像は自動トリミングで崩れないように設計など |

5. 制作フローと工数の目安
事前設計(カテゴリ・ターゲット・サイト構造・運用シナリオ)
ここが一番重要なため、もっとも時間をかける工程。
デザイン・実装(Studio エディタ)
設計が固まっていれば 2 週間程度で全体像の完成が可能。(他案件と並行して制作するため正確な工数は出せないことと、個人差もあるため、おおよその目安)
セルフチェック & 修正
チェックリストを元にアクセシビリティ/レスポンシブ崩れなどを解消。
出品申請 → フィードバック対応 → 公開
6. 質疑応答で挙がったトピック
質問 | 回答ハイライト |
|---|---|
クライアントワークとの違いは? | テンプレートは「最大公約数」を狙う。対話で要件を詰められない分、妄想力=ユーザーストーリー設計力が鍵。 |
今後も稼げる? | Studio の市場拡大は追い風。ただしデザイナー数の増加で“売れる・売れない”の二極化は進む可能性。 |
普遍的なテンプレのコツは? | 時代に左右されにくいレイアウトとトレンドに依存しない配色設計。尖りすぎず飽きの来ない UI。 |
7. まとめ ― Studio テンプレートで広がる可能性
市場は確実に拡大:ノーコード需要とともにテンプレート活用はますます一般化。
成功の鍵は“ユーザー視点”:見た目のキレイさも大事だが、「誰がどう使うか」を突き詰めることで、長く売れ続けるテンプレートに。
得意分野で勝負:クライアントワークで得意としているコーポレート系のニッチな分野や、実は未開拓なジャンルを発見できれば新たな市場を開拓できる可能性あり。
IT+では今後も Studio テンプレート制作やノーコード導入のリアルな情報を発信していきます。次回スペースへのご参加もお待ちしています。
編集部よりお願い
本記事はイベント内容の要点をまとめたものです。詳細は以下のアーカイブ(音声のみ)をお聴きいただくか、当社までお気軽にお問い合わせください。
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