2025/7/1
[ 初回公開日:
2025/7/29
]
【Studio初心者ガイド】サイトのバージョン管理方法|履歴の保存・確認・復元

「前のデザインに戻したい…」そんなとき、役立つのがバージョン管理機能。Studioでは、変更内容を自動で記録し、いつでも履歴から復元できます。
本記事では、保存の手順や確認方法、安心して使い続けるためのポイントをご紹介します。
サイトのバージョン管理とは
Studioでは、バージョン管理という仕組みを使って、これまでの編集履歴を自動で記録し、必要なタイミングで元に戻すことができます。
主にページのレイアウトや設定など、編集画面で行った変更内容が保存されます。ただし、すべてのデータが対象になるわけではありません。
エディタ上で操作できる範囲は、基本的に保存されると考えてよいですが、フォームに入力された内容やCMSのデータ、ダッシュボードで管理する項目などはバージョン管理の対象外となります。また、APIやRSSとの連携、カスタムコードなども保存されません。
ページ単位での復元には非対応
バージョン管理では、サイト全体の状態がまるごと保存されます。そのため、特定のページだけを元に戻したい場合でも、現在のところページ単位での復元には対応していません。
一部だけを修正したいときは、保存したバージョンを一度確認しながら、該当部分を手動で復元する形になります。
自動保存されるタイミング
Studioでは自動的にバージョンが記録されるしくみがあります。
自動保存は、操作を50回行ったタイミングで実行されるほか、サイトを公開・更新したときや、過去のバージョンを復元したときにも行われます。
何か大きな変更を加えたあとなどにも自動的に履歴が残るため、安心して作業を進められます。
手動でのサイトのバージョン保存方法
Studioでは、自動で保存されるしくみのほかに、手動で好きなタイミングで保存することも可能です。
エディタの設定パネル内にある「履歴」タブ(ピンク四角)を開き、「+」ボタン(黄色四角)をクリックし、任意のバージョン名をブルー四角部分に入力して保存できます。

または、「最新のバージョン」を選択し、右上にでる3点メニュー(ピンク四角)から「このバージョンを保存」を選ぶことで、今の状態をそのまま保存できます。

ショートカットキーを使用する方法としては、Macなら「⌘(Command)+Option+S」、Windowsでは「Shift+Alt+S」で、今の状態を保存ができます。保存されたバージョンには、あとから名前を付けることもできます。
保存されたサイトのバージョン履歴を確認する
保存された内容は、編集画面にある履歴(ピンク四角)からいつでも見返すことができます。
履歴には、自分の操作だけでなく、他の編集メンバーが加えた変更内容も表示されます。
複数人で共同作業している場合には、誰がどのような編集をしたのかを確認できるため、作業のすれ違いを防ぐのにも役立ちます。

履歴一覧の中から任意のバージョンを選ぶと、その時点でのサイトの状態がプレビューとして表示されます。
実際の画面と同じように確認できるため、「どこが変更されたのか」「このデザインで問題なかったか」なども、画面を見ながら落ち着いて判断できます。
バージョンを復元する手順
もしも誤ってデザインを大きく変えてしまったり、過去の状態に戻したくなった場合でも、保存された履歴から復元することで、すぐに元のデザインを取り戻せます。
復元したいバージョンを履歴一覧から選び、「復元する」ボタン(ピンク四角)をクリックすると、その時点の状態が現在のデザインとして反映されます。
【注意】プロジェクトリセットすると、それ以前のデータは履歴機能から確認したり復元したりすることができなくなります。

バージョン管理機能の利用条件
Studioのバージョン管理機能は、すべてのプランで使える便利な機能ですが、保存された履歴が保持される期間にはプランごとに違いがあります。
ここでは、プラン別の保存期間や、プラン変更時の扱いについてご説明します。
各プランごとのバージョン保存期間一覧
現在のStudioでは、以下のようにプランごとに保存可能な日数が設定されています。
Enterpriseプラン:カスタム対応(個別設定)
Business Plusプラン:360日
Businessプラン:120日
Personalプラン:30日
Miniプラン:5日
Freeプラン:1日
プランによっては、数日で自動的に古い履歴が削除されることもあるため、必要に応じて手動で保存し、バージョン名を付けておくと安心です。
旧プラン(Starter、CMS、Business)におけるデータ保存の対象範囲について
エディタ上で編集したデザインや各種設定の一部は、バージョン管理の対象として保存されます。
ただし、ダッシュボードで管理する一部の情報はバージョン管理には含まれません。機能を利用する前に、対象データの範囲をあらかじめご確認ください。
バージョン管理の対象となるデータ
ページ名、URLパス、ページタイプ
サイト設定、ページ設定
ブレイクポイント設定
シンボル
フォントリスト
構造化データ
カスタムコード
テキストスタイル
エディターの「アップロード」タブ内の画像のうち、ページ上に配置された画像
RSS連携やAPI連携の設定
バージョン管理の対象外となるデータ
CMSモデル、アイテム、コレクション、プロパティ
フォームで取得したデータ
アップロード済みでページに未配置の画像(エディター内)
まとめ
編集作業を進めるなかで、「元に戻せるか不安」「どこを直したかわからなくなりそう」と感じることはよくあります。そんなときに役立つのが、バージョン管理機能です。
公開前には履歴の一覧を確認し、必要に応じて復元できる状態を整えておくことが、スムーズな運用につながります。機能を正しく理解し、日々の編集にうまく取り入れることで、より安心して制作を進められるようになります。
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