2025/9/4
[ 初回公開日:
2023/11/15
]
Shopifyで中小企業が卸売サイトを構築!Wholesale Lock Manager導入ガイド

Shopifyで中小企業が卸売サイトを構築!Wholesale Lock Manager導入ガイド
中小企業がShopifyで卸売ビジネスを成功させるには、適切なツール選択が重要です。本記事では、卸売専用サイト構築に欠かせない「Wholesale Lock Manager」の導入から活用までを詳しく解説します。

大規模サイト用のShopify Plus(月額$2,000〜)ではなく、中小企業でも導入可能な通常プラン(ベーシック・スタンダード)でどのように卸売機能を実現するかが鍵となります。
また、この記事で説明する方法は卸売専用サイトだけでなく、会員限定サイトや一部商品のみを会員専用に販売する仕組みにも活用できます。
実際の導入事例については「スモールビジネスが成功するためのStudio×Shopify活用術」で、クラフトビールブランド「しまなみブルワリー」の詳細な事例をご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
- Shopifyで中小企業が卸売サイトを構築!Wholesale Lock Manager導入ガイド
- 1. はじめに:ShopifyとWholesale Lock Managerの重要性
- Shopify Plusとの違い
- Wholesale Lock Managerの役割
- 2. Wholesale Lock Managerとは?
- 基本的な仕組み
- 2.1 アプリの概要
- 2.2 Wholesale Lock Managerの主な機能
- 3. ShopifyでのWholesale Lock Managerの設定方法
- 基本的な導入の流れ
- 3.1 インストール方法
- 3.2 商品の非公開設定:手動でコレクションを作成する方法
- 4. Wholesale Lock Managerを利用した成功事例
- 4.1 具体的な事例紹介
- 4.2 成功に至った要因分析
- 5. Wholesale Lock Managerの価格設定
- 5.1 基本料金
- 5.2 オプション料金とその内容
- 6. 類似アプリとの比較
- 主な競合アプリ
- 6.1 類似アプリの紹介
- 7. まとめ:Wholesale Lock Managerを使った卸売ビジネスの強化
- 導入により実現できること
- 特に効果的な業界・業種
1. はじめに:ShopifyとWholesale Lock Managerの重要性
Shopifyは、世界中で広く利用されているEコマースプラットフォームです。商品管理から販売、注文処理、ストアデザインまで、オンラインビジネスに必要な機能を包括的に提供しています。
しかし、卸売ビジネスには特有のニーズがありますね。ここで威力を発揮するのが「Wholesale Lock Manager」です。
Shopify Plusとの違い
Shopify Plus(月額$2,000〜)のエンタープライズプランであれば、卸売用の機能が標準で搭載されています。しかし、中小企業にとってこの料金は現実的ではない場合が多いでしょう。
通常のShopifyプラン(月額$39〜)では、アプリを活用して自社のビジネス要件を実現することが求められます。
Wholesale Lock Managerの役割
Wholesale Lock ManagerはShopifyストアのコンテンツ表示を細かく制御できるアプリです。
主な機能:
- 顧客グループ別の商品・価格表示
- 卸売と小売の同一ストア運営
- 特定ページのアクセス制限
これにより、時間とリソースを大幅に節約し、ビジネス効率を向上させることができます。

2. Wholesale Lock Managerとは?
Shopifyで卸売ビジネスを行う際、一般消費者には見せたくない商品や価格を非公開にする必要がありますね。「Wholesale Lock Manager」は、まさにそのためのアプリです。
基本的な仕組み
このアプリを使用すると、以下のような設定が可能になります:
- 商品・コレクション単位での表示制御
- 顧客グループ別のアクセス権限設定
- 価格情報の選択的表示
例えば、新商品のプレビューを限定的な顧客に先行公開したり、卸売専用商品を一般顧客から完全に隠すことができます。
2.1 アプリの概要
Wholesale Lock Managerの最大の特徴は、複数のビジネスモデルを一つのストアで運営できる点です。
具体的な機能:
- 商品・コレクションの非公開設定
- 価格の段階的表示
- 特定URLのアクセス制限
- ストア全体のロック機能
- パスワード保護ページの作成
これらの設定は管理画面から簡単に行えて、複雑なコーディングは一切不要です。
2.2 Wholesale Lock Managerの主な機能
卸売ビジネスを効率的に運営するため、以下の3つの主要機能を提供しています:
1. 商品の非公開設定
特定の商品やコレクションを、指定した顧客グループにのみ表示させる機能です。これにより、卸売価格で販売したい商品を適切な顧客にだけ見せることができます。
2. ユーザー別表示調整
顧客タグや属性に基づいて、表示内容を細かく制御できます。これにより、マーケティング戦略をより精密に実行し、売上最適化を図ることが可能です。
3. 簡単な設定・運用
Wholesale Lock Managerの操作は非常に直感的です。複雑な設定作業も数クリックで完了するため、IT知識がなくても安心して運用できます。
3. ShopifyでのWholesale Lock Managerの設定方法
実際の設定手順を、段階的に詳しく解説していきますね。
基本的な導入の流れ
1. Shopify App StoreからWholesale Lock Managerを検索
2. アプリをインストール
3. アプリの「Wholesale Lock」から新しいロックを作成
4. 商品の非公開設定を実行
設定方法は大きく分けて2つのアプローチがあります。
3.1 インストール方法
インストール手順は非常にシンプルです:
1. Shopify App Storeにアクセス
2. 検索ボックスに「Wholesale Lock Manager」と入力
3. アプリページの「インストール」ボタンをクリック
4. 画面の指示に従って設定を完了
7日間の無料試用期間が用意されているので、まずは実際に試してみることをお勧めします。特に難しい手順はなく、初心者の方でも迷うことなく導入できるでしょう。
3.2 商品の非公開設定:手動でコレクションを作成する方法
手動設定は、特定の商品を個別に管理したい場合に適しています。
設定手順:
1. Shopifyダッシュボードから「商品管理」→「コレクション」を選択
2. 「コレクションを作成する」ボタンをクリック
3. コレクション名と説明を入力
4. 商品の追加方法を「手動」に設定
5. Wholesale Lock Managerアプリを開く
6. 右上の「ロックを作成」ボタンを選択

7. 以下の項目を設定:
- ロック名: 自分たちで識別しやすい名前をつける
- 適用対象: アクセス条件の設定(顧客タグ、グループなど)
- アクセス種別: アクセス許可/拒否の選択
- コンテンツ: 対象商品・コレクション・ページの指定、ストア全体など
- リダイレクト先: 条件未達成時のリダイレクト先
8. 上の方に出てくる「保存」をクリックして設定完了
この方法の利点は、商品選択を完全にコントロールできることです。季節商品や限定商品の管理にも適していますね。

4. Wholesale Lock Managerを利用した成功事例
弊社では、外資系畜産業やアルコール飲料のスタートアップ企業への導入実績があります。
4.1 具体的な事例紹介
クラフトビールブランド「しまなみブルワリー」の事例をご紹介します。同社はWholesale Lock Managerを活用して、効率的な卸専用サイトを構築しました。
構築した仕組み:
特定の「卸」タグが付与されたアカウントのみが閲覧可能なサイトを構築し、以下のワークフローを実現しました:
1. 申請受付
Googleフォームで飲食店さんや酒屋さんなどからアカウント登録申請を受付
2. 審査・承認
申請内容(実在確認など)を審査し、問題なければShopifyにアカウント登録して招待メールを送信
3. アカウント有効化
招待メールのリンクから飲食店さんや酒屋さんがパスワードを設定してログイン可能に
4. 卸価格での注文
「卸」タグ設定済みアカウントでログインすると、卸価格商品の閲覧・注文が可能
5. 決済・請求
Shopify上では決済を行わず注文フォームとして活用し、月末請求書での振込決済
ビジネス上の工夫
日本の商慣習として、卸売はクレジットカード決済よりも請求書払いが一般的です。そのため、このしまなみブルワリーではShopifyを2つ運営する形で対応しています:
- 一般消費者向け:クレジットカード決済など
- 卸売業者向け:Shopify上では注文のみ受付+請求書払い
4.2 成功に至った要因分析
この事例が成功した要因は以下の点にあります:
卸取引の効率化
ネットショップと同じ仕組みを導入することで双方にとって業務効率化ができた。
2. 簡単な運用体制
Wholesale Lock Managerの直感的な設定により、専門知識なしで運用できています。
3. 日本の商慣習への対応
請求書払いという既存の商流を活かしながら、デジタル化の恩恵を受けています。
これらの要因が組み合わさることで、卸売ビジネスの成功につながっています。
5. Wholesale Lock Managerの価格設定
料金体系について詳しく解説します。

5.1 基本料金
Wholesale Lock Managerの料金は非常にシンプルです:
- 月額料金:$9.99(約1,500円)
- 無料試用期間:7日間
- 機能制限:なし(全機能が利用可能)
この基本料金に、以下の機能がすべて含まれています:
- 商品・コレクションの非公開設定
- 顧客グループ別アクセス制御
- パスワード保護ページ
- 無制限のロック設定
月額1,500円程度で卸売ビジネスが効率化できるのは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
5.2 オプション料金とその内容
Wholesale Lock Managerは、追加のオプション料金は一切ありません。
月額$9.99の基本料金のみで、すべての機能を制限なく利用できます。これは中小企業にとって予算管理しやすい料金設定ですね。
試用期間中にアプリの価値を十分に確認できるので、まずは無料で試してみることをお勧めします。
6. 類似アプリとの比較
Shopifyで顧客グループ別のアクセス制限を実現するアプリは複数存在します。主要な競合との違いを整理してみましょう。
主な競合アプリ
Wholesale Lock ManagerとLocksmithが、この分野の代表的なアプリです。どちらも優秀な機能を持っていますが、それぞれに特徴があります。
Wholesale Lock Managerの特徴
- 卸売ビジネス特化の機能設計
- シンプルな操作性で初心者にも優しい
- コストパフォーマンスが高い
- 商品・コレクション・価格・URL・ストア全体のロック機能
Locksmithの特徴
- 高い柔軟性とカスタマイズ性
- 複雑な条件設定に対応
- より高度なアクセス制御が可能
- 「特定商品がカートに入っている時のみ特定ページを表示」などの複雑な設定も実現可能
6.1 類似アプリの紹介
Locksmithは日本でも導入事例の多いセキュリティ強化アプリです。
Locksmithの主な機能:
- 商品・コレクションの制限アクセス
- パスワードによるページ保護
- 顧客タグに基づくコンテンツ表示
- 注文履歴に応じた段階的アクセス権限
両者の使い分け:
- シンプルな卸売ビジネス → Wholesale Lock Manager
- 複雑な条件設定が必要 → Locksmith、ただしWholesale Lock Managerより料金が高い
自社のビジネスモデルやニーズに最適なアプリを選択することが重要ですね。
7. まとめ:Wholesale Lock Managerを使った卸売ビジネスの強化
Shopifyでの卸売ビジネス強化には、Wholesale Lock Managerの導入が極めて効果的です。
導入により実現できること
- 一元管理:卸売と小売を一つのストアで運営
- 効率化:時間とリソースの大幅な節約
- 柔軟性:商品・価格・アクセス権限の細かな制御
- コスト削減:月額1,500円程度の低コスト運用
特に効果的な業界・業種
以下のような業界で特に威力を発揮します:
- 食品・飲料業界(酒類、specialty food等)
- アパレル・雑貨(季節商品、限定商品)
- 製造業(部品・材料の卸売)
- サービス業(会員限定サービス)
Wholesale Lock Managerの活用を通じて、卸売ビジネスをさらに強化し、より効率的な運営を実現していきましょう。
7日間の無料試用期間を活用して、まずは実際の使用感を確認してみることをお勧めします。貴社のビジネス成長にお役立ていただければ幸いです。
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