2025/3/3
[ 初回公開日:
2023/11/16
]
LookerとLooker Studio(旧Google Data Portal)の徹底比較!2025年BIツールの選び方

- LookerとLooker Studio(旧Google Data Portal)の徹底比較
- はじめに
- 1. 2025年のBIツール最新動向
- 2. LookerとLooker Studioの概要
- 2-1. Lookerとは
- 2-2. Looker Studio(旧Google Data Portal)とは
- 3. 最新アップデートの動向
- 4. 徹底比較:Looker vs. Looker Studio
- 4-1. データの可視化と操作性
- 4-2. 分析機能の充実度
- 4-3. 導入のしやすさ
- 5. 料金プランと導入コスト
- 5-1. Looker
- 5-2. Looker Studio
- 6. 導入サポートと教育リソース
- 7. コミュニティと事例
- 8. 競合ツールとの比較
- 8-1. Lookerの主な競合
- 8-2. Looker Studioの主な競合
- 9. どちらを選ぶべき?選定ポイント
- 10. まとめ
LookerとLooker Studio(旧Google Data Portal)の徹底比較
2025年版:最新BIツールの選び方
はじめに
ビジネスのスピードが加速するなか、意思決定をデータドリブンに行うためのBI(ビジネスインテリジェンス)ツールは、企業の重要な武器となっています。
2025年現在、Googleが提供する「Looker」と「Looker Studio(旧Google Data Portal)」は、データ分析・可視化の主要ツールとして多くの企業から注目を集めています。

本記事では、両ツールの特徴や料金形態、最新のアップデート情報を含めてわかりやすく解説し、どのように選べばよいかをご案内します。
1. 2025年のBIツール最新動向
クラウド主流化: ほとんどのBIツールがクラウド上で提供されるようになり、導入のハードルが下がっています。
セルフサービス型の拡大: エンジニアだけでなく、ビジネスユーザーでも分析しやすい機能が求められています。
可視化×高度分析: ただグラフやダッシュボードを作成するだけでなく、複雑なデータ分析を行い、組織全体の意思決定に活かせる仕組みが重要視されています。
2. LookerとLooker Studioの概要
2-1. Lookerとは

開発元: 元々はLooker Data Sciences社が開発し、のちにGoogleが買収。
特徴:高度な分析機能(SQLをベースとした探索やデータモデリング)柔軟なダッシュボードと詳細レポート作成エンタープライズ対応のセキュリティやガバナンス機能Google Cloudや他のクラウドサービスとのシームレスな統合
こんな企業に向いている: 大規模データの分析や、高度なレポーティングを必要とする企業・チーム。
2-2. Looker Studio(旧Google Data Portal)とは
開発元: Googleが提供。2022年に名称が「Data Studio」から「Looker Studio」に変更。
特徴:無料版(Looker Studio)と有料版(Looker Studio Pro)多種多様なデータソースとの連携と直感的なダッシュボード作成ユーザーインターフェースがシンプルで、操作しやすい
こんな企業に向いている: まずは低コストでダッシュボード作成を始めたい、データ可視化を手軽に行いたいという場合。
3. 最新アップデートの動向
LookerGoogle Cloudへの統合強化: BigQueryやGoogle Marketing Platformとの連携がよりスムーズに。高度な分析機能の追加: LookMLを活用したデータモデリング機能やカスタムアラート機能の拡充。
Looker StudioUI/UXの改善: ダッシュボード作成画面のインターフェースがさらにわかりやすく。Looker Studio Proの機能拡充: 大規模チーム管理、より高度なアクセス管理・ガバナンス機能など、エンタープライズ向け機能を追加。
4. 徹底比較:Looker vs. Looker Studio
4-1. データの可視化と操作性
Looker細かなチャート設定や、データに基づく条件付き書式など、高度な設定が可能。社内向けの詳細レポートから、顧客向けの埋め込み分析まで幅広く対応。
Looker Studio直感的な操作とテンプレートの豊富さが魅力。Googleアナリティクスやスプレッドシートなど、Google製品との連携が非常に簡単。
4-2. 分析機能の充実度
LookerSQLをベースにした高度な探索機能やLookMLによるデータモデリングが特徴。データガバナンスをしっかり行いたい組織には適している。
Looker Studio基本的な集計やグラフ作成がメイン。シンプルなダッシュボードで進捗管理やKPI確認をする用途に最適。
4-3. 導入のしやすさ
Lookerカスタマイズの自由度は高いが、導入時には多少の知識や導入支援が必要。エンタープライズ向けのサポートが手厚い。
Looker StudioGoogleアカウントがあればすぐに利用可能。データ可視化に慣れていない初心者でも扱いやすい。
5. 料金プランと導入コスト
5-1. Looker
料金体系: 2025年現在、公式ページでは個別見積もりが基本スタンスになっています。参考として、かつては「10ユーザーで月額3,000ドル~5,000ドル」程度が目安とされていましたが、現在はカスタムプランが主流。規模や利用機能、ユーザー数によって大きく変動するため、正式には営業担当に問い合わせが必要です。
導入期間:要件定義やデータモデリングをしっかり行うと数週間から数か月かかるケースが多い。大規模データを扱う場合はPoC(概念実証)を経て本導入という流れも一般的。
5-2. Looker Studio
無料版(Looker Studio):基本的なダッシュボード作成・共有は無償で利用可能。
有料版(Looker Studio Pro):チームや組織での利用を見据えた高度な管理機能や*SLA(サービス品質保証)*が含まれる。利用料金は「エディター数や機能利用料」に応じた従量制が基本。1ユーザーあたり月数ドル~程度が目安とされていますが、正式価格は都度問い合わせが必要。
6. 導入サポートと教育リソース
Looker公式ドキュメントやチュートリアルが充実。専門コンサルタントや導入支援企業が多く、業種特化のテンプレートなども充実。
Looker StudioGoogle公式のヘルプセンターやコミュニティフォーラム。無料動画チュートリアルやテンプレートギャラリーもあり、すぐに活用を始められる。
7. コミュニティと事例
コミュニティの活発さLooker、Looker Studioともにユーザーコミュニティが盛ん。英語圏だけでなく、日本国内でも勉強会やSNSでの情報交換が活発。
導入事例大手企業からスタートアップまで、幅広い業種で活用が進んでいる。具体的なケーススタディを参考に、自社の課題解決や分析イメージを固めることが重要。
8. 競合ツールとの比較
8-1. Lookerの主な競合
Microsoft Power BIMicrosoft製品との相性がよく、非技術者にも扱いやすい。
Tableau大量データの高速処理や洗練されたビジュアルで根強い人気。
Sisenseデータ統合や組み込み分析に強みを持つ。
8-2. Looker Studioの主な競合
Grafanaオープンソースとしての柔軟性が高く、モニタリングや時系列分析にも強い。
DataboxKPIダッシュボードに特化。マーケティング指標の可視化などで人気。
KlipfolioLooker Studioと同様、ダッシュボード作成に強みを持ち、多彩なテンプレートがある。
9. どちらを選ぶべき?選定ポイント
目的高度なデータ分析・レポーティングが必須 → Lookerまずは無料でダッシュボードを構築、可視化がメイン → Looker Studio
予算エンタープライズ並みの導入コストもかけられる → Lookerコストを抑えながら最低限の分析・可視化がしたい → Looker Studio
組織の規模・エンジニアリソース専門チームがいて高度な設定も可能 → Looker少人数でもすぐ始められる、社内で気軽に運用したい → Looker Studio
10. まとめ
Lookerはエンタープライズ向けの本格的な分析プラットフォーム。大規模データや詳細レポートに強く、組織的なデータ運用を重視する場合に最適です。
Looker Studioは無料から始められ、直感的なUIで誰でも簡単にダッシュボードを作成可能。まずは低コストでデータ可視化を試したい場合におすすめです。
両ツールともGoogleが提供しているため、Google CloudやGoogle Marketing Platformなど既存のGoogleエコシステムとの相性が良いのも魅力です。導入の際は、自社の分析目的や予算、運用体制を考慮して最適なツールを選びましょう。
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