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Shopifyの成功するネットショップの作り方10ステップ

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2023/11/7

[ 初回公開日:

Shopifyの成功するネットショップの作り方10ステップ

Shopifyは、全世界で多くのオンラインショップオーナーに支持されているECサイト作成プラットフォームです。この記事では、Shopifyを使って自分だけのネットショップを開設し、売上を向上させる方法を実際にショップを運営している立場でステップバイステップでご紹介します。

ネットショップの運営は商品企画から素材の調達、ショップの構築から各種設定、商品登録から販売促進活動、受注処理から出荷、顧客対応までたくさんのタスクが存在します。まずは、サイトの構築から出荷までの全体像のイメージを掴んでいただくことが重要です。

1. はじめに

ネットショップを開始することは、現代のビジネス環境において非常に重要なステップとなっています。そして、Shopifyはそのプロセスを簡単かつ効果的に進めることができるプラットフォームです。この章では、Shopifyの基本的なメリットと、この記事の対象読者について説明します。

1.1 Shopifyのメリット

Shopifyは、使いやすさと拡張性を兼ね備えたECサイト作成プラットフォームとして広く認知されています。技術的な知識がなくても、誰でも簡単にオンラインストアを立ち上げることができます。また、Shopifyは多くのテンプレートやアプリを提供しており、ビジネスの要件に合わせてカスタマイズすることができます。さらに、Shopifyは信頼性が高く、24時間365日のサポートが提供されているため、何か問題が発生しても安心して運営を続けることができます。現在は、チャットやメールにて日本語でのサポートを受けられますが、急ぎの場合には英語のほうが確実です。DeepLのような翻訳ツールの精度が格段に向上していますので、急ぎの場合には翻訳ツールを利用して英語でやりとりするのも一つです。

1.2 対象読者

この記事は、次のような方々に向けて書かれています。

  • これからオンラインショップを開設しようと考えている方

  • 既にオンラインショップを運営しているが、さらに効果的な運営方法を知りたい方

  • Shopifyを使用してビジネスを拡大したいと考えている方

Shopifyの機能と可能性を最大限に活用することで、ビジネスの成功に大きく寄与することができます。この記事を通じて、Shopifyを利用したネットショップの開設と運営に関する基本的な知識とスキルを身につけることができれば幸いです。

2. Shopifyアカウントの設定

Shopifyを始める最初のステップは、アカウントを作成することです。このプロセスは非常に簡単で、基本的な情報を提供するだけで完了します。

2.1 アカウント作成

  1. 公式サイトへアクセス:
    最初に、Shopifyの日本公式サイトにアクセスします。

  2. 無料トライアルの開始:
    サイト上にある「無料体験をはじめる」ボタンをクリックします。

  3. 初心者向けのガイド
    初心者の方向けにいくつかの質問が用意されています。そちらに答えていくと最初の設定のサポートを行ってくれる仕組みですが、「すべてスキップ」しても特に問題はありません。

  4. 情報の入力:
    事業を始める国を聞かれますのであらかじめ選択されているであろう「日本」が選ばれている状態のまま「次へ」をクリックし、あとはShopifyアカウントの作成に進みます。
    「メールアドレスで作成する」を選んだ場合、あなたのメールアドレス、パスワードを入力します。

  5. 管理画面と設定ガイド:
    Shopifyアカウントの作成が完了するとそのままShopifyの管理画面に移動します。あとはそこに表示されている設定ガイドに従って各種情報を入力することで公開まで進んでいきます。

  6. 完了:
    これで、Shopifyストアの開設は完了です。次に、ストアの基本設定に進みます。

Shopifyの最初の管理画面の状態

2.2 ストア設定

管理画面の設定ガイドを上から順番に設定することで開店まで進めますがここでは主要な設定だけリストアップします。

  1. 決済の設定:
    ガイドでは「Shopifyペイメントを設定」という項目があります。各種クレジットカードについてはShopifyペイメントを有効にすることで決済ができるようになります。
    Amazon Payなどその他の決済については個別に申し込み、設定が必要になります。

  2. 配送設定:
    ガイドでは「配送料を設定」という項目があります。
    ここについては各自の配送会社との契約状況により設定が異なります。また、サイズや地域別でも料金が変わってきますので少し設定が難しいと思いますが、Shopifyの配送と配達というマニュアルや詳しく解説したブログ記事がたくさんありますのでそれらを参考に設定してください。
    また、配送料についてまだ配送会社と契約していない、または現在契約している配送料金が高いと感じている場合には、Shopifyと提携しているプラスシッピングという配送アプリ・サービスがありますのでそちらも検討いただくのは良いと思います。定価・正規料金での契約に比べると安くなると思いますので個人事業主や小規模事業者の方は利用を検討する価値はあると思います。

  3. 税設定:
    「設定」から「税金と関税」を選択し、税設定を完了します。Shopifyの税のマニュアルがあり、日本の税金についてのページがありますのでそちらを参考に設定してください。
    日本の場合、米国などと異なり州(都道府県)ごとの税率を考慮する必要はないので10%なら一律10%で良いのでそれほど難しくはないと思います。あとは税込価格にする、配送料に課税するあたりの設定もあります。

  4. ドメイン設定:
    ガイドでは「カスタムドメインを追加」という項目があります。今からネットショップを開設するのであれば独自ドメインにてオープンすると思いますので、こちらのガイドに沿って設定してください。ドメインの取得自体をShopifyで行うか、お名前.comのようなドメイン取得サービスを利用するか、Shopifyはメールサーバーの機能は用意していませんのでショップで利用するメールアドレスはどのように準備するのか、などここは初心者が1人で立ち上げようとすると最もハードルが高いと思います。
    Shopifyにドメインというマニュアルページがありますので、まずはそちらを読んでみていただくのが良いと思います。すでにドメインをお持ちの方向けの設定方法も記載されています。

  5. 通知設定:
    「設定」から「通知」を選択し、通知設定へ進みます。
    各種通知(メール)のフォーマットが準備されています。初心者がカスタマイズをするのは難易度が高いためまずはデフォルトのままで良いと思いますが、どのような種類があってどのような内容のメールがお客様に届くのかを把握しておくのは重要かと思います。
    Shopifyの通知のマニュアルもあります。

ガイドに沿ってこのセクションを完了すると、基本的なストア設定が完了し、商品の追加やデザインのカスタマイズに進むことができます。配送やドメインのようなちょっと難しい部類のものもありますが、Shopify自体は直感的で使いやすいプラットフォームであるため、基本的にはムーズに行うことができるでしょう。

配送エリアの設定画面

3. 商品の追加

ガイドに沿って進めている方は既に1商品の登録が完了しているかもしれませんが、通常の商品登録の流れについて説明させていただきます。たくさんの商品を販売する場合には一つ一つ商品登録するというよりは、CSVファイルから一括でインポート(取り込み)するほうが一般的です。

CSV(Comma-Separated Values)ファイルは、テキストデータを表形式で保存するための簡単なフォーマットです。CSVファイルは、通常、スプレッドシートやデータベースソフトウェアにインポート(取り込み)するために使われます。このプロセスは、データを一括で効率よく管理するのに役立ちます。

CSVファイルによる情報の更新作業は慣れるまではとっつきづらく、敬遠されがちですがネットショップの運営者は慣れておいて損はありません。商品情報や在庫情報の更新が増えてくると毎回手作業で行うので作業効率が悪くなります。商品数が少ない、余裕があるうちに確実に覚えることをオススメします。

3.1 商品の追加

  1. 商品ページへ移動:
    管理画面の左側のメニューから「商品管理」を選択します。

  2. 商品の追加:
    「販売する商品を探す」「商品をインポート」「商品を追加」というボタンが並んでいますので「商品を追加」をクリックします。

  3. 商品情報の入力:
    タイトル(商品名)、説明、メディア(画像や動画)、価格などの基本情報を入力します。アパレルのようにバリエーションがある商品は下の方に進むとその項目があります。

  4. バリエーションの設定:
    サイズや色など、商品のバリエーションを設定します。

  5. タグとコレクションの設定:
    商品を整理しやすくするために、タグやコレクションを設定します。

  6. 保存:
    右上または右下の「保存する」ボタンをクリックして、商品情報を保存します。

商品登録については、バリエーションやタグの管理などこれが正解、というものがありません。最初から100点の設定はできませんので、開店後調整していく、くらいの気持ちでスタートするのが良いと思います。
商品管理のマニュアルも充実していますのでこちらも参考にしてください。

また、Shopifyも話題の生成AIを搭載しています。コマースに特化したAI「Shopify Magic」という名前です。基本的に無料です。
Shopify MagicのAIモデルはShopify独自のデータとOpenAIのChatGPT APIの組み合わせのもとで訓練されているそうです。

商品登録画面

3.2 商品の管理

  1. 商品リストの確認:
    「商品管理」ページで、追加した商品のリストを確認できます。

  2. 商品の編集:
    商品リストの中から編集したい商品を選び、商品情報を編集できます。

  3. 在庫管理:
    「商品管理」の中に「在庫」という項目があります。
    在庫の数量や販売ステータスを管理できます。在庫数、注文が確定している数、残りの販売可能数などが表示されています。
    Shopifyの在庫を管理するというマニュアルがあります。

商品の追加と管理は、店舗の運営において基本的かつ重要なタスクです。商品情報や在庫情報を正確に入力し、適切に管理することで、お客様に対して正しい情報を提供し、購入体験を向上させることができます。

4. デザインとカスタマイズ

ショップのデザインは、訪問者に対する第一印象を与える重要な要素です。魅力的なデザインは、訪問者がショップで過ごす時間を増やし、コンバージョン率を向上させます。

4.1 テーマの選択と設定

  1. テーマストアへアクセス:
    管理画面の左側のメニューから「販売チャネル」→「オンラインストア」を選び、「テーマ」に移動します。

  2. テーマの選択:
    初期設定では「Dawn」というテーマになっていると思います。Shopifyのテーマストアからお好みのテーマを選ぶことも可能です。Shopifyは有料・無料の洗練されたテーマが準備されていることも大きな魅力の1つです。通常のサイトであれば、最初からテーマ自体のコードをカスタマイズ(プログラミング)するような本格的なカスタマイズをする必要はなく、管理画面からテーマエディタのみで行えるカスタマイズ(設定)だけでシャレなサイトを作ることが可能です。

テーマの選択画面

4.2 トップページの設定

まずはトップページの設定から始めましょう。もし立ち上げ時期に時間的余裕がなければ、まずはトップページを充実させるだけでも十分だと思います。画像や動画、バナーなどを組み込んで自社商品の魅力が伝わるようにしましょう。

コード自体を編集するようなカスマイズではなく、テーマの管理画面のテーマエディタにて「カスマイズ」でできる範囲もかなり広いため、まずはテーマエディタを使いこなすことでデザイン性の高いサイトが完成します。

  1. テーマのカスタマイズ:
    「カスタマイズ」ボタンをクリックし、テーマエディタを使ってテーマをカスタマイズします。

  2. ヘッダーとフッターの設定:
    テーマエディタを使って、ヘッダーとフッターのコンテンツを設定します。

  3. セクションの追加:
    必要に応じてトップページに新しいセクションを追加します。

  4. バナーの設定:
    各種バナー画像をアップロードし、必要に応じて適切なコールトゥアクションを設定します。
    ※コールトゥアクションとは、例えばカートに追加や特集ページへのリンク、電話番号を表示して押して(電話を掛けて)もらうなど。

  5. 商品の表示:
    トップページに表示する商品やコレクションを設定します。

  6. 保存と公開:
    変更を保存し、テーマを公開します。

テーマのカスマイズ画面

4.3 その他のページの設定

管理画面の「販売チャネル」→「オンラインストア」→「ページ」から固定ページを作ります。 お問い合わせフォームやお買い物ガイドなど固定ページ、静的ページと呼ばれいるジャンルのページを作成します。

管理画面の

  1. 「お問い合わせ」ページの作成:
    「お問い合わせ」ページを作成し、連絡フォームを設置します。

  2. 「FAQ」ページの作成:
    よくある質問とその回答をリストアップし、「FAQ」ページを作成します。

  3. ポリシーページの設定:
    お店のポリシーに関する情報を提供するページを作成します。

デザインとカスタマイズのプロセスを通じて、Shopifyストアを訪れるすべての訪問者に対して魅力的でプロフェッショナルな印象を与えることができます。さらに、明確でわかりやすいナビゲーションと情報提供を行うことで、訪問者が求めている商品や情報を簡単に見つけることができるようになります。

5. 追加機能とアプリ

Shopifyの特徴として、さまざまなアプリを利用することができます。日本の他のECカートと比べて特筆すべき点の一つがここです。日本のカートも最近では同様の仕組みを提供し始めていますが、いわゆるECOシステムと呼ばれているアプリ開発者との強固な関係性、そこから生み出される豊富なアプリの質と量でShopifyは圧倒的にリードしています。これらのアプリは、販売、マーケティング、在庫管理、顧客サービスなど、ビジネス運営のあらゆる側面をサポートします。

shopifyのapp store

5.1 アプリストアの利用

  1. アプリストアへアクセス:
    管理画面の左側のメニューから「アプリ」を選択し、Shopify アプリストアにアクセスします。

  2. アプリの検索と選択:
    アプリストアで必要なアプリを検索し、評価やレビューを確認してから選択します。

  3. アプリのインストール:
    選択したアプリのインストールボタンをクリックし、指示に従ってアプリをインストールします。

5.2 アプリの種類

  1. マーケティングアプリ:
    ソーシャルメディアマーケティング、メールマーケティング、SEO最適化など、マーケティングを強化するアプリを利用できます。

  2. 販売チャネルアプリ:
    Facebook & Instagram、Google & YouTubeなどの販売チャネルに接続するアプリを利用して、販売機会を拡大します。

  3. 在庫管理アプリ:
    在庫の追跡、発注、売上予測などをサポートするアプリを利用し、効率的な在庫管理を実現します。

  4. 顧客サービスアプリ:
    チャットサポート、FAQ作成、レビュー管理など、顧客サービスの質を向上させるアプリを利用します。

アプリのカテゴリ

5.3 アプリの設定とカスタマイズ

  1. アプリの設定:
    インストールしたアプリの設定ページにアクセスし、必要な設定を行います。

  2. アプリのカスタマイズ:
    アプリによっては、さらなるカスタマイズオプションが提供されることがあります。必要に応じてカスタマイズを行い、ビジネスのニーズに合わせてアプリを最適化します。

アプリを利用することで、Shopifyストアの機能を拡張し、ビジネスの成長をサポートすることができます。また、これらのアプリは、店舗運営を効率化し、顧客体験を向上させるのに役立ちます。

6. 販売促進とマーケティング

成功するオンラインストアには効果的な販売促進、マーケティング戦略、および検索エンジン最適化 (SEO) が不可欠です。Shopifyは多くのマーケティングツールと統合できるだけでなく、SEOの最適化にも対応しており、効果的な販売促進戦略とオンライン可視性の向上を実現するのに役立ちます。

6.1 ディスカウントとクーポン

  1. ディスカウントの作成:
    管理画面の左側のメニューから「ディスカウント」を選択し、新しいディスカウントコードを作成します。

  2. ディスカウントタイプを選択する
    商品に対する割引や注文自体への割引、特定の商品を購入すると別の商品に割引や無料にする設定、送料を無料、などの選択肢が準備されています。

  3. クーポンコードまたは自動ディスカウントの設定:
    ディスカウントコード、割引額や割引率、および適用条件を設定します。クーポンコードを発行して適用するバターンと特定条件になったらチェックアウト画面で自動的に適用されるかの大きく2つのパターンがあります。

  4. ディスカウントの期間設定:
    ディスカウントの開始日と終了日を設定し、期間限定のプロモーションを実行します。

ディスカウントの作成画面

6.2 ソーシャルメディアマーケティング

  1. ソーシャルメディアアカウントの連携:
    アプリを追加しShopifyストアをソーシャルメディアアカウントに連携し、商品を直接ソーシャルメディア上で紹介できるようにします。
    Instgramとの連携、活用についてはShopifyが準備しているページFacebook & Instagramを使ってビジネスを拡大が参考になります。

  2. 投稿スケジュールの作成:
    定期的な投稿スケジュールを作成し、フォロワーとのエンゲージメントを促進します。

  3. 広告キャンペーンの実行:
    ソーシャルメディア広告を利用して、広告キャンペーンを実行し、新しい顧客を獲得します。

6.3 Eメールマーケティング

この時代においてもメルマガは有効なマーケティング、集客方法の1つです。基本的にはどんどん流れて行ってしまうSNSの投稿と異なり、メルマガはファンの方の受信トレイに残っていることもあり、ストックとして検索対象になります。もちろんメルマガも消されてしまえばそれまでですが、SNSの投稿だけでなくメルマガの投稿も同時に行うことは一定量の効果があります。

  1. メーリングリストの整備:
    まずは送信できるメールアドレスをなるべく増やす必要があります。メルマガ登録するメリットをちゃんと伝え、有効なメルマガを継続して送ることで徐々にではありますがメルマガ会員も増えていきます。ファンが増えることでサイト訪問者にニュースレター登録を促し、メーリングリストを構します。

  2. Eメールキャンペーンの作成:
    顧客に対する新商品の発売、セール情報、特別オファーなどのEメールキャンペーンを作成して送信します。ShopifyにもShopifyメールというメルマガ配信ツールが用意されています。テンプレートがたくさん用意されていて、毎月10,000通までは無料、その後1,000通ごとに$1ですので、Shopify自体と統合されていることもあり小規模のショップはまずShopifyメールから始めるのがスムーズかと思います。

  3. パフォーマンスの分析:
    Eメールマーケティングのパフォーマンスを分析し、キャンペーンの効果を評価します。Shopifyメールにも分析機能は搭載されています。内容や時間帯を変えて開封率やメルマガの中のリンクのクリック率なども比較しながら改善を行っていきます。次のステップとしては全お客様に同じ内容を一斉に送るところから、顧客属性や購入履歴に応じてセグメントを分けた配信ができるようになってくると効果が高まります。

メルマガ作成画面

6.4 検索エンジン最適化 (SEO)

  1. キーワードリサーチ:
    ターゲットとするキーワードを調査し、これらのキーワードが含まれるコンテンツを作成します。

  2. メタデータの最適化:
    商品ページ、カテゴリーページ、ブログ投稿などのメタタイトルとメタディスクリプションを最適化します。

  3. 画像の最適化:
    画像のファイルサイズを小さくし、適切なaltテキストを提供することで、画像のSEOを最適化します。

  4. 内部リンクと外部リンクの最適化:
    サイト内の重要なページへの内部リンクを提供し、信頼できる外部ソースへのリンクを含めます。

  5. モバイル最適化:
    サイトがモバイルフレンドリーであることを確認し、モバイル検索でのランキングを向上させます。Shopifyのテーマはすべてレスポンシブ対応になっていますので、この点は心配する必要はありません。

  6. 速度最適化:
    昨今重要性が増しているためリストアップさせていただきます。サイトのローディング速度を測定し、必要に応じて速度を向上させるための最適化を行います。ただ、ここは知識的にも技術的にはハードルの高い部分になりますので最初のうちはあまり気にせず、お客様に寄り添った店舗運営やコンテンツの充実を優先で良いと思います。

SEOは時間と努力を要するプロセスであり、定期的な最適化と分析が必要です。

販売促進、マーケティング活動、および検索エンジン最適化 (SEO) を通じて、お店の認知度を高め、新しい顧客を獲得し、既存の顧客との関係を深化させることができます。効果的なマーケティング戦略とSEOの実施を計画し、適切なツールを利用することで、販売を増加させ、ビジネスの成長を促進し、オンラインでの可視性を向上させることが可能になります。

7. ネットショップ運営のコツ

ネットショップを運営する際には、顧客のニーズの理解、データ分析、顧客対応、ウェブサイトのユーザビリティ向上、そして効率的な在庫管理と注文処理が重要です。これらの要素を効果的に管理することで、お客様の満足を保ち、ビジネスの成長をサポートすることができます。

7.1 お客様のニーズを理解する

  1. ターゲット市場のリサーチ:
    自社が世の中に提供できる価値は?それは誰が求めているのか?という2点が重要です。ここをすっ飛ばしてスタートしても、うまく行かないか(売上または利益が伸びない)、途中で壁にぶつかります。
    誰があなたの商品を購入するのか、そして何を求めているのかを理解するために最低限の市場調査を行います。ここを書き始めると切りが無いのでやめておきますが、ここをすっ飛ばして始めることだけはオススメしません。

  2. フィードバックの収集:
    お客様からのフィードバックを収集し、サービスや商品を改善する仕組みを最初から考えおくのも重要です。ショップを運営していく中で新商品の開発やサイトの機能追加などを行うときに日頃からお客様の声が聞けていると進めやすいです。急にアンケートを行う、とかなるとバタバタしますし、急いで行うと良い情報を集めることができません。

  3. 顧客サポート:
    よい顧客サポートを提供し、お客様の問い合わせや懸念に迅速に対応します。自分のお店とお客様にとって「よい顧客サポート」とは何か?という定義がまず大切です。 極端な話ですが、24時間365日、電話でいつでも対応する、というのは中々できるものでありません。また仮に電話対応はできたとしてもお客様の質問なり要望に応えられないのでは意味がありません。
    窓口としては何で受け付けるか、どのような問い合わせが多いのか、内容的には口頭や文章が良いのか、図や動画を見てもらったほうがわかりやすいのなどサポート内容を想定することが重要です。


    窓口の例

    ・メール
    ・LINE(公式アカウント)
    ・Instgram(のダイレクトメッセージ)
    ・チャットやチャットボット
    ・FAQの充実
    ・電話対応
    など

7.2 データ分析と改善

  1. データ収集:
    訪問者の行動、売上データ、およびその他の重要な指標を収集します。

  2. 分析ツールの利用:
    Google AnalyticsやShopifyの分析ツールを利用して、データを分析し、洞察を得ます。Shopify自体も「ストア分析」という機能を標準で搭載しています。基本的な指標を確認するだけであればわざわざGA4のような外部ツールを設置しなくても良いのですが中長期的な観点ではGoogleの提供するGA4の設置もしておくことをオススメします。
    1. データはあとから収集はできない(=最初から設定しておくことが重要)
    2. Google Analytics(GA4)が業界標準のアクセス解析ツール
    3. その他Googleのツール(Search ConsoleやGoogle広告)との連携ができる

  3. 改善の実施:
    分析結果を基に、ウェブサイトの最適化やマーケティング戦略の改善を行います。

7.3 顧客対応の基本

  1. 応答時間の短縮:
    お客様からの問い合わせに対して迅速に対応することで、信頼と満足度を向上させます。

  2. クリアなコミュニケーション:
    お客様に対して明確かつ親しみやすいコミュニケーションを心掛け、誤解を避けます。

  3. 問題解決のスキル:
    問題解決のスキルを磨き、お客様の問題や懸念を効果的に解決します。

7.4 ウェブサイトのユーザビリティを向上させる

  1. ナビゲーションの最適化:
    サイトのナビゲーションを直感的で使いやすくし、お客様が求める情報や商品を簡単に見つけられるようにします。

  2. モバイル最適化:
    サイトがモバイルフレンドリーであることを確認し、モバイルユーザーにもアクセスしやすくします。前の章でも書いたのですが、Shopifyのテーマはすべてレスポンシブ対応になっていますので、この点は心配する必要はありません。ただ、テーマ自体はスマホに対応していたとしても、画像やバナー、アプリの組み込み状況等によりスマホでは見づらくなっていないか?は確認が必要です。

  3. サイトの速度向上:
    ページの読み込み速度を向上させ、ユーザーの離脱を防ぎます。こちらもSEOの項目のところでも書いたのですが、お客様の使い勝手(ユーザービリティ)やSEOの観点でますます重要になってきています。業界的には3秒ルールというのがあり、サイト開いてから3秒以内にコンテンツが表示されないとほとんどお客様はサイトから離脱する、と言われています。とはいえ、繰り返しになってしまうのですが、Shopifyはサーバーも含めて提供されている、エンジニアじゃないとサイトスピードの改善を行うのは現実的に難しいので、まずはサイトスピードのことはあまり気にせず、他のことに注力してお客様に価値を提供する、と割り切ってしまった良いと思います。

7.5 在庫管理と注文処理

在庫の最適化、機会損失をなるべくなくす、配達期間の短縮はとても重要です。

  1. 在庫管理システムの導入:
    在庫を正確に追跡し、適切に管理するための在庫管理システムを導入します。実店舗などの既存ビジネスがある場合にはネットショップとの在庫の割当、管理をどうするのかを決める必要があります。ネットショップのみであればShopify自体も在庫管理機能を持っていますので全てShopifyにまとめてしまうのが良いと思います。

  2. 効率的な注文処理:
    注文処理プロセスを効率化し、迅速かつ正確な配送を保証します。毎日どの程度の注文が入るのかによりますが、ネットショップの運営がうまくいき徐々に注文が増えてくると注文処理〜出荷作業〜出荷通知のところの効率化が必要になります。特に配送業者の伝票印刷システムとの連動が最も重要になってきます。(まさか手書きで伝票を書き続けるわけにはいかないので。。)
    Shopifyと連携する配送関連のアプリとしてはShip&Coプラスシッピングなどが日本では有名です。

  3. リターンと交換のポリシー:
    明確かつ公正なリターンと交換のポリシーを設定し、お客様に安心感を提供します。すべての要望にお応えするのが必ずしも正解ではありません。商品特性なども踏まえ、現実的なキャンセルポリシーの設定を行いましょう。

ネットショップ運営のコツは多岐にわたり、成功するためにはこれらの要素を総合的に管理することが重要です。お客様との良好な関係を築き、効果的なデータ分析を通じてビジネスを向上させ、ウェブサイトのユーザビリティを最適化し、効率的な在庫管理と注文処理を行うことで、オンラインストアの成功につながります。

Ship&COとプラスシッピングのサイトのキャプチャ

8. よくある質問と解決策

オンラインストア運営には多くの課題が伴います。ここでは、Shopifyストア運営に関連する一般的な質問とその解決策を提供します。

8.1 送料設定の方法は?

  1. 送料設定画面にアクセス:
    Shopify管理画面から「設定」をクリックし、「配送と配達」を選択します。
    まずは「基本の配送料」の項目を設定していきましょう。または、基本の配送料とは別に、特殊な商品やサービスなどは「カスタム配送料」というところで追加することが可能です。例えば、通常の商品は何個購入いただいても送料は一律だが、重量の重い商品群(カテゴリ)については別の送料グループを適用したい、期間限定のセット商品については送料を無料にしたい、など実際に運営していくと通常とは異なる配送料設定を行いたい場面が出てくると思います。
    詳細な設定方法はShopifyの配送料を設定するというマニュアルに詳しく記載されています。

  2. 送料の試算:
    設定した送料が正しいかどうかを確認するために、必ずいくつかのテスト注文で送料を試算します。送料だけで行うよりも、想定される注文パターンをいくつか作り、決済テスト(キャンセル処理含め)と合わせて行ったほうが効率的かもしれません。

8.2 在庫がなくなった場合の対処法は?

  1. 在庫の通知設定:
    在庫が低くなったときに通知を受け取るように設定します。Shopifyの機能としては提供されていませんので有料アプリを導入することで通知を受け取るようにします。

  2. 在庫の追加発注:
    在庫が低下してきたら、早めに追加発注を行います。在庫発注のタイミングや方法は各社様々ですが、常に在庫を気にしていないと意外と在庫がゼロになってしまいます。店長が日々気をつけるか、1で紹介した在庫通知のアプリを導入するなどして、機会損失が起こらないようにしましょう。

  3. 製品ページの更新:
    在庫がなくなった製品は手動でウェブサイトから一時的に削除するか、または各商品毎の設定により、「売り切れ」の表示にするのか、在庫がなくなっても販売を続けるか、などが選べます。また、アプリを導入することで再入荷通知の機能を導入することも可能です。

8.3 決済方法の設定方法は?

  1. 決済プロバイダーの選択:
    Shopifyでサポートされている決済プロバイダーの中から、ビジネスに最適なものを選択します。Shopifyペイメント(クレジットカード)以外にもたくさんの決済サービス会社と連携しています。Amazon Payは個別に申し込みが必要ですが、後払いや代引きのような決済を行いたい場合にKOMOJUのようなサービスと契約を行い、Shopifyと連携させることでコンビニ払いや後払い決済(BNPL)、スマホ決済(PayPayや楽天ペイなど)などが簡単に導入できます。

  2. アカウントの作成と連携:
    選択した決済プロバイダーのアカウントを作成し、Shopifyストアと連携します。

  3. テストトランザクションの実行:
    支払い設定が正しく機能することを確認するために、テスト注文を行います。少し手間と費用が掛かりますがお客様から質問が来た場合に答えられるように主要な決済方法は自分で試して、お客様側の流れを把握しておくことは重要です。(ケチらず、面倒くさがらず)

決済の設定画面

8.4 商品のリターンと交換の方法は?

  1. リターンポリシーの明確化:
    クリアで公正な返金と交換のポリシーをウェブサイトに掲載し、お客様に明示します。

  2. フィードバックの収集:
    一定量の返金は致し方有りませんので返金や交換の理由を収集し、商品やサービスの改善に利用します。

Shopifyストア運営に関するよくある質問と解決策を提供することで、ストアオーナーは運営の効率を向上させ、顧客満足度を高めることができます。この章で提供された情報が、あなたのネットショップ運営の課題解決に役立てば幸いです。

9. 今後のステップ

Shopifyは強力かつ使いやすいツールであり、オンラインストアを立ち上げて運営する上で非常に助けとなります。このガイドを通じて、Shopifyの基本的な設定から運営に至るまでのステップを理解できたことでしょう。しかし、成功するためには継続的な学習と努力が必要です。

9.1 Shopifyでの成功事例

Shopifyを利用した多くの成功事例があります。これらの事例を参考にして、どのような戦略が効果的であったのか、どのようなデザインが顧客にアピールしたのかを学び、自身のストアに活かすことができます。

  1. 事例の調査:
    Shopifyの公式サイトShopifyコミュニティ、ブログなどで成功事例を調査します。

  2. 学びの適用:
    調査した事例から学んだ点を自身のストアに適用し、改善を図ります。
    同業他社を中心に、成功しているショップをベンチマークとして継続的に追いかけることで自分のショップにも役に立つ施策がたくさん学べると思います。

  3. ネットワーキング:
    Shopifyのコミュニティに参加し、他のストアオーナーと交流し、経験を共有します。
    コミュニティへの参加がハードルが高い、あまり好きじゃない(私)場合は、Shopify関連のサービスやアプリを提供している会社の行っているセミナーに参加して話しを聞くのも良いと思います。一昔前のように売り込み売り込みがメインのセミナーばかりでもなく(無理やり契約してもらっても解約されるだけなので)、質疑応答を聞きながら学べることもたくさんあります。

9.2 次にやるべきこと

Shopifyストアの設立と運営は始まりに過ぎません。次のステップとしては、マーケティング戦略の実行、顧客エンゲージメントの強化、およびビジネスの拡大を図ることが重要です。

  1. マーケティング戦略の実行:
    顧客ターゲティング、SEO、SNSマーケティングなど、効果的なマーケティング戦略を立てて実行します。

  2. 顧客エンゲージメントの強化:
    ニュースレターやブログ投稿、SNS活用などを通じて、顧客とのエンゲージメントを強化します。

  3. ビジネスの拡大:
    新しい市場への進出や新商品の導入など、ビジネスを拡大するための具体的なアクションを計画します。実店舗やイベント販売などもShopify一つで運用できますので検討の価値はあります。

10. まとめ

Shopifyは、ネットショップの立ち上げから運営までをサポートする全面的なプラットフォームです。この記事では、Shopifyの基本的な設定からアプリの追加による機能強化、販売促進やマーケティングの基礎、および日常の運営管理に至るまで、さまざまなステップを解説しました。

  1. アカウントの設定: まずはShopifyアカウントを作成し、基本設定を完了します。

  2. ストアの設定: 次に、ストアの基本情報を設定し、ドメインを設定します。

  3. 商品の追加とカテゴリー設定: 商品情報を追加し、カテゴリーを設定して商品を整理します。

  4. デザインとカスタマイズ: テーマを選択し、ストアのデザインとカスタマイズを行います。

  5. 追加機能とアプリ: 必要に応じて追加機能やアプリを導入し、ストアの機能を拡張します。

  6. 販売促進とマーケティング: 販売促進とマーケティング戦略を立て、実行し、顧客エンゲージメントを強化します。

  7. ネットショップ運営のコツ: 運営の基本からデータ分析、顧客対応など、効果的な運営のコツを学びます。

  8. よくある質問と解決策: Shopify運営におけるよくある質問と、それに対する解決策を提供します。

  9. 今後のステップ: Shopifyでの成功事例を参考に、今後のステップと行動計画を立てます。

Shopifyの利用を開始することで、オンラインビジネスの可能性を広げ、新しい市場と顧客にアクセスすることができます。この記事を参考に、Shopifyでのオンラインストア運営を成功に導く一歩を踏み出しましょう。そして、常に学び続け、ビジネスを成長させていくことが重要です。最後に、このガイドがあなたのShopify運営の成功に役立てれば幸いです。

Shopifyはネットショップの運営だけでなく、イベント販売や実店舗でも利用可能です。Shopifyを販売全般のプラットフォームと捉え、売上や在庫の管理を一元化する方法については、次の記事でご紹介していきます。大企業の事例ではなく、中小企業が限られた費用や仕組みを活用して利用する実践的な方法に焦点を当てています。


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