2023/12/31
[ 初回公開日:
2014/6/24
]
お店の強みを3秒でアピールするキャッチフレーズの作り方

こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。
前回は「売れるショップには必ず大黒柱のようなコンセプトがある」というタイトルで「コンセプト」についてお話しました。 今日は「キャッチフレーズ」についてです。
ビジネスにおいて、キャッチフレーズは顧客の注意を引き、お店の魅力を伝える重要なツールです。特に競争が激しい現代社会では、一瞬で相手の心をつかむことが求められます。そのためには「3秒でお店の強みをアピールするキャッチフレーズ」が効果的です。キャッチフレーズはお店の強みを端的に伝え、顧客の心に残ることが重要となります。それぞれのお店には独特の魅力があります。その魅力を最大限に活かしながら、印象的なキャッチフレーズを作ることがお店の成功に繋がります。この記事では、そんなキャッチフレーズ作成の基本的なステップとその効果的な活用方法について解説します。
コンセプトとキャッチフレーズ、この2つの違いは、コンセプトが
「誰に 何を どんな商品(サービス)を通して伝えたいのか?」
のように、お店の強みやあなたの思いを込めた一文であるのに対して、キャッチフレーズは
「コンセプトをより伝わりやすく1フレーズにまとめたもの」
と前回もお話しました。 要は、どちらもあなたのお店が一体どんな強みを持ったお店なのかをお客様に伝えるものですので、もしもコンセプトだけでその目的が果たせるのであればキャッチフレーズは必要ありません。 ですがもしもあなたが初めて訪れたショップで、トップページにコンセプトが長々と書かれていたとしたら、あなたなら読みますか?
初めてショップを訪れたお客様は、3秒で「この店で何が売っているか」「探し物はありそうか」「期待できる店か」を判断します。 この「3秒ルール」がネットショップでは基本中の基本で、つまり3秒で判断できないようなショップはさっさと離れ、次のショップへ移動してしまうということなのです。 この3秒という短い時間の中でしっかりとお店をアピールするためには、コンセプトを更に短く1フレーズにまとめたキャッチフレーズが必要な理由が、少しはおわかりいただけたでしょうか?
キャッチフレーズを作成する際には、「QPC分析」が役に立ちます。 QPCとは、品質(Quality・クオリティー)、価格(Price・プライス)、利便性(Convenience・コンビニエンス)の頭文字。 店舗の強みは、大抵このQPCのうちどれか1つ(もしくは2つ)になると言われています。 強みと言えば、 3Cを作ってみる⑤ 自店の強みを探して探して、探しまくる。
の記事でもご紹介しましたが、既にご自分のお店の強みが見つかったという方はQPCのどれに当てはまりますか? また、「まだ見つかってないわ~」という場合は、是非このQPC分析を参考にして強みを探してみて下さい。もちろん、コンセプトと全く違う内容、強みではいけません。 QPC分析とはそもそもキャッチフレーズを作るためのものではなく、「強み」を探すのに役立つ分析方法ですので、既にしっかりとした強みが見つかっているのであれば、後はその強みに応じたキーワード作りの参考として下図を役立てて下さいね。
<お店の強みを見つけるヒント>

このQPCを踏まえて、キャッチフレーズを作ってみましょう。 ここでははちみつを販売しているショップを例にして、QPCそれぞれにキャッチフレーズを考えてみました。
お店の強みがクオリティーなら、 「無添加天然はちみつをアルゼンチンからお届けします」 「世界一ヘルシーなオーガニックはちみつ専門店」 強みが価格なら、 「国産はちみつを生産者から直接お届け!だから安心価格」 強みが利便性なら、 「採れたてのはちみつを新鮮なうちに。採蜜から3日以内にお届け!」 と、こんな具合でしょうか?
同じはちみつを販売するお店でも、強みが違えばこのようにキャッチフレーズも変わってくるのがわかると思います。 もしもお店の強みがQPCの2つ以上にあてはまる場合は無理にどちらかに絞る必要はありませんので、両方の強みをアピールできるようなキャッチフレーズにするといいですよ。
では次に、実際のお店のキャッチフレーズを見てみましょう。

こちらのお店のキャッチフレーズは、
「京都の中心地にある1930年創業の「老舗はちみつ専門店」
品質が強みのお店のようですね。
こちらのお店のキャッチフレーズは、
「工場直送だから激安!」
価格が強みであることがすぐにわかります。
こちらのお店では、トップページの至る所に
「なんでも揃う」「すべて揃います」「国内最大級」
とあり、品揃えが豊富で利便性をアピールしていることがわかります。
このように、QPCを意識して他のショップを見て回るだけでもかなり参考になると思います。
また既にお気づきとは思いますが、キャッチフレーズは通常必ず目に入る最上段に配置します。 左上にショップ名やロゴを掲載することが殆どですので、その近くに配置するショップが殆どだと思います。 とにかく重要なのは「3秒の間に必ず目につく」ことですので、それを意識した場所に表示させましょう。 間違っても、スクロールしないと表示されないような場所に載せないようにしてくださいね。 また使用するショッピングカート会社やプランによっては、ショップ名の近くにキャッチフレーズを配置できない場合もありますので注意しましょう。
次回は「ショップタイトル」について「ショップタイトル(1) ショップタイトルとキャッチフレーズは似て非なるもの」というお話します。
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