











OVERA Inc.
/ TOKYO
中本 順葉
Kazuha Nakamoto
ART DIRECTOR / DESIGNER
ビール、サワー
5
杯
09
16
WED
Contents

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本を読むことですね。小中学生の頃は、完全に図書館に入り浸っていました。
読み始めたきっかけは何だったんですか。


家の近くに図書館があったんですよ。1週間で5冊以上は読んでたと思います。
すごい量を読んでましたね。


図書館で本を借りると、タイトルが印字されたレシートがもらえるんですけど、それをノートに貼って保存していました。自分がどういうものを好きなのか、確かめてみたくて。
それで結局わかったのは、主人公が自分と同じくらいの年齢の本を好きになりやすい、ということでした。案外、自分の好みって普通なんだなと。(笑)
それは面白いですね。
どういうジャンルの本を読んでいたんですか。


小説が多かったですね。ハリー・ポッターやダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品みたいなファンタジーも読んだし、背伸びして星新一も読んでいました。
小学校の図書室もよく使っていたんですけど、当時の学校司書さんが結構尖っていて。星新一のショートショートを揃えたりしていたんですよ。「小学生に読ませる本じゃないのでは?」みたいな本も新刊コーナーに並んでいて、そこから受けた影響も大きいと思います。
なるほど、それでSF映画にも繋がる感じですね。
運動のほうはどうだったんですか。


運動や体育の授業は苦手でした。(笑)
特にドッジボールが本当に苦手で、いかに早く外野に出られるかばかり考えていました。水泳や一輪車みたいな、チーム戦じゃない運動は好きだったんですけどね。
スポーツが苦手だと、それはもう本や絵の方にいきますね。


そうですね。ずっと美術部でした。小学校に入学するときも、ランドセルより先に絵の具セットをもらっていたくらいなので、最初から絵を描くのは好きだったんだと思います。
ランドセルより先に絵の具セット、いいですね(笑)


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この仕事に至るには、やっぱり美術部が関係しているんですか。


そうですね。顧問の先生がいろんな体験をさせてくれる人だったんです。テンペラ画を絵の具づくりからやらせてもらったり、日本画のパネルに金箔を貼らせてもらったり。絵のコンクールにもたくさん出させてもらいました。
それで、進路を決める高校2年生のときに、コンクールの副賞で、運悪くパリに行ってしまったんですよ。(笑)
ルーヴル美術館でサモトラケのニケの本物を見て圧倒されて。ニケそのものだけじゃなくて、展示の仕方も素晴らしかったんです。やっぱり本物を目の前で見るのって面白いなと。 それで「大学で本格的に美術を学びたい」と思って、美術の道に進むことに決めました。
「運悪く」というのは。(笑)


将来のことを考えたら、美術よりほかの専攻に行ったほうが潰しがきくんだろうな、とは思っていたんです。それなのに、パリで本物を見たら美術に進むしかなくなってしまって。
ただ、うまく言葉にできるかわからないんですけど、大体の専攻に進んでも、社会に出たときに求められる力ってそんなに変わらないんじゃないかとも思ったんですよ。
それは就活をする上で、ということですか?


そうです。就活では説明する力を見られるし、グループ面接ではみんなの意見をまとめたりするじゃないですか。ああいう力って、美術を専攻しても身につくなと思ったんです。
たとえばグループ展をやるなら、みんなの意見をまとめて「今回のテーマはこれだよね」と決めて、全員でそこに向かっていく。それに現代美術だと、作品のステートメントを書いたり、講評で自分の作品を説明したりする機会も多いんです。目に見えない考えを言葉にして、核になる部分を相手に伝える力は、美術を学びながらでもちゃんと鍛えられるんじゃないかなと。
それは、美術系に進むと就活で不利なんじゃないかという心配があったからということですか?


そうですね。天邪鬼な考えですが、どのみち最初は一人の社員として働くことになるだろうし、そうなると求められることって、何を学んでいても共通する部分が多いんじゃないかなと思ったんです。
美術系へ進学することへの保険的な部分として、それを高校生の時に考えていたんですね。しっかりしていますね。


いやいや。(笑)今思えば的外れなところもたくさんあるんですけど、好きなことはやりたい、でも現実もちゃんと見ておきたい。 そのときはそう考えて決めていました。
大学ではどういうことを学んでいたんですか?


美大ではなく総合大学の芸術学部で、現代美術を学ぶ専攻に所属していました。作家になりたい人やキュレーターになりたい人が多かったですね。
そこでは自分の作品を作ったり、展覧会を企画したり、教授のプロジェクトの手伝いをしたり、学芸員資格を取る勉強をしたりしていました。
そのあと、大学院生のときに美術作家を目指してドイツに留学したんですけど、「この道はかなり大変だな」と思って挫折しました。(笑)
作家で食べていく、ってほんと一握りですもんね。。
どのあたりに厳しさを感じましたか?


作家として自分の立ち位置を築く難しさと、作品が売れる市場の厳しさと。そのダブルパンチで、自分には難しいかなと。
そこからデザインのほうへ行ったんですか?


もともと、グラフィックデザインや、結婚式の撮って出し映像カメラマンのアルバイトをしていて。手を動かして作る経験を活かすならデザインかなと。
東京でデザイン会社をやっている大学の先輩にダメ元で相談したら、「一回面接を受けてみたら」と今の会社に紹介いただいて、それでもう10年くらいですね。(笑)
美術を学んできた経験は、デザインにも生きていると思います。 題材の面白さを見つけて作品にしていく過程は、ブランドや商材の面白さを見つけて形にするいまの仕事とも近いんです。西洋の文化や教養が絡む話にも入っていきやすいし、美術には富裕層向けのビジネスという側面もあるので、どのようなコミュニケーションで物事が進むのかなどを肌で感じられたのも大きいですね。

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「この人だ!」と言える人は、実はきっちり決まっていなくて...。本当は決めておいたほうがいいとは思うんですが。(笑)
ただ、印象に残っている言葉はあります。宮崎駿さんの「大事なことは、たいてい面倒くさい」という言葉です。この言葉は、自分たちの仕事にも通じるところがあるなと思ったんです。
仕事の中の面倒くささって、具体的にはどういうものですか?


複雑な問題を紐解く面倒くささ、関わる人がたくさんいる面倒くささ、核になる部分の軸をずらさない面倒くささ。それがいくつも重なってくると、すごく大変だなと。
でも、私の周りの仕事仲間や業界でお話を伺う方々は、そこから逃げずに向き合っているんですよね。私もそうありたいなと思っています。
仕事に対する向き合い方について影響を受けてる、ということですかね。


そうですね。その反動なのか、一人で黙々とつくるのも好きなんです。StudioでWebZINEをつくったり、紙のZINEを自分で製本したりと、一人で楽しんでいます。(笑)

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日々の暮らしの中で気にしていることってありますか?


シンプルに、いままで行ったことのない場所に行くことは頑張りたいなと思っています。
なるほど、それは意識的に行っているんですね。


そうですね。放っておくと、どうしても住んでいるエリアの中で満足しちゃうんですよ。基本の気質はインドアなので。(笑)
でも別の場所に行くと、電車から見える景色も、目に入る広告も違うし、同じ東京なのに街や人の雰囲気が全然違う。そういうのはちゃんと体験しようと思っています。
自分の知らないことを知るみたいなところですよね。


そうです!自分のホームだけにとどまらないように、アウェイにもちゃんと行こうという感じですね。
少し話が広がってしまうかもしれないんですけど、これは自分がすごく嫌だなと思っていることの裏返しでもあって。一部分しか知らないのに、全体を語った気になってしまうのが怖いんです。
たとえば「ドイツに行ったよ」と言っても、実際はドイツの小さな街にちょっと滞在しただけなのに、それでその国を全部わかった気になっちゃう、みたいな。東京も同じで、何年か住んだだけで「東京ってこうだよね」と語ってしまうのは良くないなと思っています。
その感覚は、仕事にも関わってきそうですね。


そうかもしれないですね。仕事でも、クライアントの業界やユーザーのことを全部理解しているわけでは無いじゃないですか。だからこそ、自分がどこまで知っていて、どこから先は知らないのかを自覚しておきたいんです。
そのうえで、足りないところは真摯にリサーチして取り組みたいと思っています。

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やってよかったこと、経験しておいてよかったことはありますか?


海外に住んだことですね。ドイツへの留学です。といっても、ちゃんと留学している方と比べると少し中途半端な形なので、恥ずかしいんですけど...。
私は基本的にはインドアなんですよ。だから慣れた環境から出るのはかなり怖い。でも同時に、「新しいものを見たい、体験したい」という正反対の気質も自分の中にあるんです。
「今ここで留学しない選択をしても、どうせいつかワーホリとかで行きたがるだろうな」と思って。だったら行きやすいときに行ったほうがいい。大学には交換留学という整った道があったので、そのタイミングがいいだろうと思って決めました。
面白いですね。
「いずれ出たいと思うはずだぞ」と思ったってことですよね。


怖がりな自分も、好奇心の強い自分も、どっちも自分なので。どちらかを抑え込むんじゃなくて、自分の中の矛盾を共存させながら、なんとかやっている感じですかね。
なるほど、実際に行ってみてどうでしたか?


とても楽しかったです。最高でした。初めての一人暮らしで、現地の食材でいろいろ料理を試したり。関わる人が優しい人ばかりだったのも大きかったですね。
最初は、私と同じように他の国からドイツに来ている人たちと友達になることが多かったですね。スペインとかポーランドとか。そういう友達の実家に遊びに行ったりもしました。
語学は全然ダメでした。ほかの留学生はしっかり話せるようになっていたので、恥ずかしいんですけど...。でも、不完全な外国語でも物怖じせずに伝えようとする度胸はつきました。
めちゃくちゃいい経験ですね。
今に生きてるなっていうポイントはどの辺が一番ありますか?


いい意味で、「国が違っても、人ってそんなに変わらないんだな」と思えたことですね。
住む前は、海外に行けば考え方も感覚もまったく違う人たちがいるんだろうな、と少し身構えていたんです。でも実際に暮らしてみたら、同じような悩みを抱えていたり、誠実さやズルさも両方持っている。人間としての感覚は、案外みんな同じなんだなと。
そのうえで、育ってきた環境や文化が違うから、考え方にも違いが生まれるんだろうなと。その共通する部分と違う部分、両方を自覚して頭の中に持てるようになったのがよかったです。

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いいものを作りたい、社会的に意味のあるものを作りたいという、ものづくりの視点。それと、これで利益が出るのか、何が返ってくるのかというビジネスの視点。
この二つって相反する時もあると思うんですけど、私はどちらも大切にしたいと思っているんです。 矛盾はしても、両方を共存させていけたらいいなと。それが自分の軸になっている気がします。
うまくバランスを取る、ということですか?


それが、きれいにバランスが取れることってあまりないですよね(笑)。どちらかに寄ったりしながら、両方を持ったままでいたい、という感覚です。
答えが出ないことも多いんですけど、どちらかを切り捨てるんじゃなくて、両方を抱えたまま考え続けていたいんです。
矛盾があることを怖がらない。矛盾を愛するということですかね。
矛盾を愛する。
もう今回のキャッチコピーになりそうな言葉ですね。


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人を騙すようなものは作りたくないですね。
デザインって、その気になれば人を騙せるものを作れてしまう案外怖い道具だと思っていて。
本来その性質・機能を持っていないのに、持っているように思わせてしまうことはしたくない、ということですかね。


そうですね。誠実に伝えたいと思っています。

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今までの仕事で、辛かったことはありますか?


印象に残っているのは、ジュニアデザイナーの頃に、「入ってくる案件はすごいのに、アウトプットが微妙じゃない?」と言われたことです。
それは、プロデューサーやディレクターから関わってくる話でもありますよね。


いや、ニュアンスとしてはデザインの見た目の話ですね。素直に「そうだよな...」と受け止めていました。プロデューサーやディレクターがせっかく案件を持ってきてくれて、素敵な企画を作ってくれても、デザインが微妙だとそれを活かしきれない。最後に形にするデザイナーの責任って重いんだなと思い知って、もっと頑張ろうと思いました。
なるほど、そこからアウトプットを上げていくために、何かやっていたこととかはありますか?


ひとつは、他の会社さんの実績紹介の会や勉強会に参加すること。外の事例から、いいものがどう生まれているのかを学んでいました。
もうひとつは自主制作ですね。仕事だけだと経験が足りないなと思って、Studioを使って自分で作り始めたんです。
外から学びつつ、自分の手でも経験を積んでいったんですね。


そうですね。待っていても理想の案件ってなかなか来ないので、自分から動いていろいろ試してみたのは、本当によかったなと思います。
制作の中で人に褒めてもらえた部分があれば、「自分ってここが得意なんだ」と気づけたりもして。自己理解にもつながりましたね。

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デザインや仕事をしていて、一番楽しい時って、どんな時ですか?


一番をひとつに絞れなくて、3つ挙げてもいいですか?1つはものづくりの視点、残りの2つはビジネスの視点です。考えてみたら、1対2でビジネス寄りになっちゃいました。(笑)
ものづくりのほうは、軸の通ったアイデアが出た時。 これは単純に嬉しいです。
ビジネスのほうは、まずいい結果が出た時ですね。採用サイトを作って「採用がめっちゃ増えました」とか、「お問い合わせが増えました」とか。
実際の数字として見えると嬉しいですよね。


あとは、同じクライアントさんから「この案件もお願いします」ともう一度ご依頼をいただけた時ですね。
リピートしてもらえるのは最高ですよね。

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最近、少し迷っていることはありますか?


デザインとは全然関係ないんですけど、AIとか仕事の話じゃなくても大丈夫ですか?(笑)
AIの話は常に出てくるので、全然大丈夫です!
むしろ違う話聞いてみたいです(笑)


じゃあ、そっちの話をしますね。実は家を買いたいんですよね。
と言っても、買うこと自体が目的というより、自分で手を入れて、好きにカスタマイズできる空間がほしいんです。 もともとは「引っ越したい」から始まっているんですけど、なかなかしっくりくる賃貸がなくて。
でも、デザイナーってどうやって家を買うんだろう、どこから勉強したらいいんだろう、というところで迷っています。家を買ったデザイナーのみなさんぜひ教えてください。(笑)
エリアは考えているんですか。


具体的な場所はないんですけど、基準は街の面白さかなと。素敵な個人の居酒屋さんがある街がいいなと思っています。
何を軸に生活するかで決まってきますよね。
仕事なのか、趣味なのか、家族なのか。


そうですね。あとは、これからのキャリアのことや、自分の制作物のクオリティをどう上げていくかも、迷っているといえば迷っています。でもこれは尽きることのない悩みなので、この先もずっとこの悩みに苦しめられるんだろうなと思っています。(笑)

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最後に、これからどうなっていきたいというのはありますか?


最初は思いつかなかったんですけど、よく考えたら、いろんな地域に関わって、そこにあるいいものを外とつなげていく仕事がしたい、というのはあるかなと思いました。
アイティプラスさんも東京以外でいろいろやっていらっしゃるじゃないですか。あれがめっちゃ素敵だなと思っていて。私も広島出身なので、広島をはじめ、いろんな地域のお仕事をやってみたいなと。
いまの会社ではあまりないんですか。


実は少しずつ増えているんです。新潟の工場のWebサイト制作とか。
東京以外の地域と関われる仕事って面白いですよね。独立という選択肢もあったりするんですか?


独立が成り立つタイプじゃないなと思っていて。(笑) 単純に一人だと寂しいし、作る以外のこともいろいろ考えなきゃいけないですしね。副業を少しやってみて、「自分は経営には向いてないな」と思いました。
経営となると話はまた別になってきますよね。
ほかにやってみたいことはありますか?


ひとつのブランドや事業、会社のブランディングに、トータルで関われるお仕事がすごく嬉しいなと思っていて。
ブランドのコンセプトをつくって、軸を決める。その軸をもとに、ロゴも、商品も、Webサイトも、実際に手に取る販促物やグラフィックも、全部を一本筋の通ったものとしてつくっていける。それがすごく楽しいんです。
なるほど、それが色々な地域のお仕事だったら、なおさら面白いですよね。


東京にも、ほかの地域にも、まだ知られていない良いものっていっぱいあると思うんです。
今所属している会社のステートメントにも「知るべき人へ届ける」という言葉があるんですけど、いいものが知るべき人に届いたら、その人にとって人生が変わる出会いになるかもしれない。 そういう出会いをつくっていけたらいいなと思います。それがちゃんと利益にもつながっていくはずなので。
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明るく元気で前向きな印象を受ける中本さん。
「Studio Design Award 2024」でiDID賞を受賞されていた「私食散文」など以前から好きな作品が多く、そのセンスがとても興味深かったのが今回お声がけをさせていただいたきっかけでした。
お話をお伺いしたのは、中本さんが新卒からずっと勤めている制作会社の人と新卒時代によく飲みに来ていたという代々木のお店。
完全に初対面の状態からスタートした回でしたが、好きなことが妙に感覚が近かったり、その気さくさも相まって話が止まりませんでした。
特に印象的だったのはフラットな考え方とアートとビジネスの観点。
ドイツへの留学経験から来る視野の広さと、学生時代にアーティストを目指していたからこそのアート性を感じました。
また、ドイツの留学のきっかけとしては「未来の自分は今以上に行きたがるのが分かるから、今行く」というのもとても興味深い考え方。
過去の経験から形成された感覚と、持ち前の明るいストイックさでこれからのご活躍がますます楽しみになる夜でした。
その「好き」が
その人をつくってる。
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01
気になった料理を食べる、作る
趣味と言えるかはわからないですが、食べ呑み関連は好きかもしれないですね。飲食店に行くのも好きですし、作るのも好きです。
一時期、料理教室にハマっていました。日本酒に合う旬な食材を使ったつまみを作る会や、先生がメキシコで食べて感動したタコスを再現する会などに参加していました。
色んな味の組み合わせに驚いたり、他の文化や暮らしを食べ物を通して少しだけでも体験できることが面白かったです。
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02
椎茸ホタテ天ぷら、ピーマンの肉詰め
一度地元の広島で食べた、大きな椎茸とその裏にホタテが合わさった天ぷらが衝撃で忘れられないです。もしも広島に行くことがあればぜひ!
実家の料理だとピーマンの肉詰めが好きでした。帰省すると家族が作ってくれていました。嫌いな食材が無く、大人が好きな渋い食べ物も背伸びして欲しがるような子どもでした。あん肝とか。
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07
ターコイズブルー
ブルーとグリーンの間に属するような色ですね。
学生時代に色彩構成の課題をやる際も、ターコイズブルーの絵の具をめちゃくちゃ使っていました。ブルーだと強いし、グリーンもちょっと強い。その中間のものがないか探していた時に、「これちょうどいいな」と思ったことがきっかけです。
この色の物を集めることはないのですが、アイコンの背景色とか、仕事のプロフィール写真の背景とか自分を表す時に使ったりしています。内に向けてではなく、外に向けて自分を表す時に使いたくなる色なんだと思います。
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08
尾道、バルセロナ
尾道は学生の頃から何度か訪れていた場所です。美術部の絵画コンクールがあって夏休みに尾道で合宿しながら道端で絵を描いたり、大学生の時には瀬戸内海の島で美術関連のプロジェクトに参加したりしていました。瀬戸内海の他にはない美しさや、ローカルだけど港町なので閉鎖的になりすぎないところが魅力なのかなと個人的には思っています。
バルセロナは、一度旅行で滞在したのですが、最高でした。夏の湿度の高い気候や文化的に食べる食材が日本と似ていて面白かったです。ガウディ建築を思う存分見ることができて幸せでした。
自分の好きな旅行のスタイルは、初めて訪れたアウェイな場所を歩き回りながら、だんだんと土地勘が付いてきて自分のホームの一つになっていくような感覚を味わうやり方です。
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10
できるまでやればできる
実は自分で作った言葉なんです。(笑)
デザインやWeb制作の業界で活躍されている方の話を聞くと、魔法みたいに一発で良い制作物が生まれるんじゃなくて、みなさん泥臭く試行錯誤をしてらっしゃるんですよね。つまり、できるまでやっているからできているんだと。
行き詰まった時には「まあ、できるまでやればできるから。」と自分に言い聞かせています。マッチョな考えだけど、この言葉の矛盾性でちょっとクスッと笑えるし、元気も出ますね。