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KUMAMOTO
熊本
ASO
阿蘇
図書館と大自然を巡る旅
#不知火美術館図書館
#こども本の森 熊本
#阿蘇山
#熊本ラーメン
日本の
建築を
巡る旅
April
4.24-25
March
to
December
2025
Journey
through
Japanese
Architecture
CONTENTS
はじめに・目次
KUMAMOTOASO
[ はじめに ]
Studio Design Award 2024グランプリ受賞(旅と仕事と)の副賞でいただいた100万円の賞金の使い道として、「創造力は移動距離に比例するらしい」を10ヶ月かけて検証する「旅と仕事と|日本の建築を巡る旅」の第2弾。
今回は安藤忠雄さん建築の「こども本の森 熊本」と、高校時代からの友人がいる阿蘇を巡る旅へ。
[ 今までの総移動距離 ]
約
1,423
km
第2弾
東京 → 熊本 →阿蘇
約
908
km
第1弾
東京 → 石川 → 富山
約
515
km
[ 今までにかかった旅費 ]
129,427
円 /
100
万円
第2弾
熊本・阿蘇
66,627
円
第2弾
熊本・阿蘇
66,627
円
交通費
41,327円
宿泊費
8,500円
コインロッカー
700円
Studioを肴に語る会
8,370円
熊本名物食費
6,730円
阿蘇山公園道路 使用料
1,000円
第1弾
石川・富山
62,800
円
第1弾
石川・富山
62,800
円
交通費
30,200円
宿泊費
16,400円
レンタサイクル
1,100円
美術館
2,000円
Studioを肴に語る会
12,000円
富山ブラックラーメン&ライス
1,100円
[ 旅の日程/来訪リスト ]

2025.4.24
/ 熊本
2025.4.25
/ 阿蘇

熊本

2025.5.24
/ Day 1
熊本県
地方
九州地方
面積
7,409.19km2
総人口
1,687,085人
県庁所在地
熊本市
※Wikipediaより抜粋(2025年4月)
13:05
ラーメン
熊本ラーメン
KUMAMOTO RAMEN

焦がしにんにく油が香る
王道の熊本ラーメン
羽田空港から約2時間で熊本空港に到着すると、すぐさまリムジンバスに乗り込み約1時間かけて熊本駅へ。最初の目的地である「不知火美術館・図書館」に向かう電車は約30分後だったが、ラーメン好きとしてはどうしても本場の熊本ラーメンが食べたくてスーツケースを片手にダッシュで一番の老舗である「黒亭 本店」へと向かった。
おすすめメニューは券売機の一番左上というのが相場なので、迷わず「玉子入りラーメン」を選択。
着席して程なくやってきた熊本ラーメン。濃厚そうな豚骨スープの上に浮かぶ黒い焦がしにんにくの香りが食欲をそそる。
卵黄を麺に絡めながら食べる本場の熊本ラーメンは見た目ほどのくどさがなく、思っていたよりもあっさりしていた。
ただ次の電車の時間を考えると、ゆっくり楽しんでいる時間はなかったので、急いでラーメンをかき込むと、これまたダッシュで熊本駅へと戻った。
駅へ着くなりすぐにコインロッカーにスーツケースを入れ、ダッシュでJR鹿児島本線に乗り込むと最寄駅である松橋駅へ。
電車の間隔が30分程度あることを考えると各場所で一つ遅れるだけで1時間ロスしてしまうため、本日の最終目的地である「こども本の森 熊本」の閉館時間に間に合うためにもとにかく急ぐほかなかった。
14:20
図書館
不知火美術館・
図書館
SHIRANUI ART MUSEUM&LIBRARY
入り口の芝生が心地よい
カフェを併設した美術館・図書館
松橋駅に降り立つと、そこから徒歩で約10分。今回の旅からついに導入されたデジタル一眼を片手に意気揚々と「不知火美術館・図書館」を目指した。
建物の手前にあるトンネルをくぐると、ついに姿を現した不知火美術館・図書館。建築家・北川原温氏と伊藤建築事務所によって不知火海が作り出す蜃気楼現象「不知火」をシンボリックにイメージして設計されたとのこと。
95mに及ぶ連続した有機的な白いラインが積み重ねられた外観はとても特徴的で、周りを囲む緑の芝生との対比も美しい。
中に入るとすぐにBook&Caféがお出迎え。そのまま突っ切りカメラを構えていたら、「すみません、図書館内は撮影禁止なんです。カフェの方は大丈夫ですよ。」とスタッフの人に注意され、カメラ小僧は早くも終了してしまった。図書館をぐるりと一周巡るとカフェでアイスカフェラテを頼み、少しゆっくりしてから不知火美術館・図書館を後にした。




16:40
図書館
こども本の森 熊本
KUMAMOTO
CHILDREN'S BOOK FOREST
壁一面の絵本に囲まれた
美術館のような図書館
ホテルにチェックインをして荷物を置くと、これまたダッシュで熊本市電に乗り込み、今回の旅の最大の目的地である「こども本の森 熊本」へと向かった。
図書館は午後5時になると閉まってしまうのだが、度重なるダッシュのおかげでなんとか20分前に到着。
「こども本の森」は世界的に有名な建築家・安藤忠雄さんが活字離れが進むこどもたちに、本の楽しさ、豊かさを知ってもらおうと始めたプロジェクト。その4か所目にあたるのがこの熊本にある「こども本の森 熊本」だ。
熊本の未来を担うこどもたちのための図書館。入り口にあるロゴマークもとてもかわいかった。
ネットで事前予約を済ませていたので、受付で名前を告げて中に入るとここは撮影OKとのこと。
建物自体はそこまで大きくはないが、図書館の壁一面に飾られている絵本がまるで美術館のように美しく、木のぬくもりに癒される心地よい空間が広がっていた。
天井に空いた三角形の窓や本棚の間の窓から漏れる光が森の中に差す木漏れ日のように温かい。壁の隙間のスペースに体を入れて絵本を読んでいる子供達も多く、それがまたかわいい。
家の近くにあったら絶対に子どもを連れて行ってるなと思う、とても素敵な図書館だった。






17:30
ホテル
RESTERS BED&CO.
レスターズ ベッド アンドコー
九品寺エリアに誕生した
新感覚のビジネスホテル
こども本の森 熊本を見終わるとパンパンの熊本市電に揺られながらビジネスホテル「RESTERS BED&CO.」へと戻り、夜の会に向けて一休憩。
「一日の終わりと始まりに心地よい休息を」というコンセプトのもと作られたこのホテルは熊本のアーティストの作品展示などが行われていて、シンプルかつオシャレな空間に惹かれて宿泊を決定した。


18:30
居酒屋
焼鳥 呑みてい
日本の建築を巡る旅の裏企画がこの「Studioを肴に語る会」。訪れた土地にいるStudioユーザーの方に会って、Studioについてのあれやこれやを聞いて廻ってみようという企画だ。
今回はStudio初代アンバサダーである古庄さんとわざわざこの日のために福岡から来てくださったデザイナーのMaru.さん。
「AIが進化する中で人の価値はどこにあるのか。」といったリアルや人の価値を改めて見つめ直す話や福岡と熊本で印象が違うグラフィックのお話。
はたまたそれぞれの家族や子供たちの話など、クリエイティブな話からプライベートな話まで語り尽くしたとても楽しい夜でした。
そして、食事はしっかりと熊本名物の馬刺しから、熊本県民が普段は食べないという辛子蓮根まで、定番の熊本名物を堪能。特にごま油とネギでいただく馬のレバ刺しは激馬でした。
こうやって地元の人とお酒を交わしながら話すのはやっぱり最高だなと、実感した熊本の夜。熊本は若い人が地元に根付き、熊本を良くしたい、と動いている人が多い。というのも納得の素敵な街でした。
阿蘇

2025.4.25
/ Day 2
阿蘇市
地方
熊本県北東部
面積
376.30km2
総人口
23,3637人
※Wikipediaより抜粋(2025年4月)
10:00
施設
ホンダ熊本
ウェルカムパーク
HONDA KUMAMOTO
WELCOME PARK
高校からの同級生と巡る
大自然阿蘇の旅
熊本に行く機会があったら、ぜひ見てみたいと思っていたのが阿蘇山だった。
そして阿蘇には高校・予備校・大学と同じ時間を過ごした友人が住んでいるという奇跡。
彼は高校時代からとにかくバイクが大好きで、大学卒業後は好きが昂じてホンダに入社。さらに大好きな攻殻機動隊がハリウッドで実写映画化された際にも、主人公が操る大型バイクの製作に携わるというまさに羨ましいくらいに夢を叶えてる男だ。
そんな友人に熊本に行くことを告げると、阿蘇の1日ドライブツアーを快く引き受けてくれた。(彼が私の結婚式の二次会で両かかと粉砕骨折をした話はまたどこかで語らせてほしいw)
バイクの魅力に触れる
ホンダ熊本ウェルカムパーク
朝一に熊本城待ち合わせでピックアップをしてもらうと、まずは彼も行ったことがないという、本田技研工業株式会社 熊本製作所の正門横に最近できた施設「ホンダ熊本ウェルカムパーク」へと向かった。
施設内には展示スペースやコンテナを利用したガレージボックス、体験場なども設置。展示スペースにはホンダ熊本製作所で生産されていたバイクや汎用機をはじめ、MOTOGPバイクやレジェンドバイクなどが展示されている。
施設内では彼の上司に遭遇するなど、バイクの展示だけでなく、普段見れない友人の顔も見れたような気がして何とも不思議な気分だった。友人が東京から熊本に移り住んでもう約10年。そんな月日の流れも感じる阿蘇ツアーがスタートした。
開館時間
公園 6:00-22:00
建屋 9:30-18:30
住所
〒869-1293
熊本県菊池郡大津町平川1500
※本田技研工業熊本製作所
休館日
水・木
※2025年4月現在


11:15
展望台
かぶと岩展望所
KABUTOIWA
阿蘇五岳や阿蘇谷が一望できる
穴場スポット
次に向かったのは、阿蘇五岳や阿蘇谷が一望できる絶景ポイントのひとつである「かぶと岩展望所」。
所謂ツアーで大型バスで来るような定番スポットではないらしいのだが、売店やトイレもあり程よい穴場感が嬉しい。
「仕事が終わると仲間たちとここまできて、ちょうどあそこに夕陽が落ちるのを眺めながらタバコを吸うんだよね。工場には喫煙所も無くなっちゃったからさ。」と言う友人。
仕事終わりにこんな景色が毎日見れるなんて羨ましい限りだ。(この日は曇りがちだったけど)
12:30
昼食
阿蘇はなびし
ASO HANABISHI

温玉とわさびが絡む
極上の赤身肉
かぶと岩展望所で絶景を堪能すると、そろそろお昼時。熊本はあか牛も有名と言うことで阿蘇神社門前町通りにある「あか牛専門 阿蘇はなびし」というお店に連れて来てもらった。
風情を感じる佇まいにアンティーク調の家具でコーディネートされた店内。
注文はもちろん定番である「あか牛丼」だ。「温玉、わさびに加えて高菜入りきざみ大根の醤油漬けと肉の下に敷き詰められたもやしの胡麻和えがポイント!」とメニューに書いてある通りで、美味しくないわけがない。レア感のある柔らかい極上の赤身がとろけるような旨さだった。
13:15
神社
阿蘇神社
ASO SHRINE
全国に約五百社ある
「阿蘇神社」の総本社
昼食を終えると散歩がてらにすぐ近くにある阿蘇神社へ。2016年4月に発生した熊本地震によって甚大な被害を受けた阿蘇神社。復旧工事は約8年半にわたり、2023年12月に楼門を含むすべての復旧工事が完了。
全倒壊した楼門から約11,000点に及ぶ部材を回収し、極力再利用しながら補修を行い、結果回収した部材の再利用率は72%に達しているらしい。
神社を見るとまるで何もなかったかのように凛々しい佇まい。どれだけの人がこの工事に携わったのか、想像しただけでも気が遠くなるような作業を完遂した人たちに感謝しかない。


14:15
カフェ
CAFE
カフェラテ巡り
阿蘇を代表する観光地・草千里ヶ浜を一望できるロケーションに建つ、ロータリー兼カフェ「草千里珈琲焙煎所」。熊本市新町にある人気店・珈琲回廊がプロデュースしているらしい。
古庄さんにもオススメされたこのカフェで1日1杯は欠かせないカフェラテをいただく。
シックにシンプルにまとめられた店内はとてもオシャレで、草千里の広大な草原を望みながらいただけるのが嬉しい。


15:00
阿蘇山
阿蘇中岳火口
ASO VOLCANO
白い噴煙を噴き上げる
阿蘇のカルデラ
草千里珈琲焙煎所から車で10分ほどで見えてきたのが、今日の本丸である阿蘇のカルデラ「阿蘇中岳火口」だ。阿蘇のカルデラは東西18km、南北25kmと世界有数の規模を誇り、中央にそびえる阿蘇五岳(根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳)の中で、現在も活発な活動を続けている中岳。
中岳の直径は600m、深さは130m。周囲4キロの巨大な噴火口からは今日も白い噴煙が噴き上がっていた。
車を降りるなり、強い硫黄の臭いが鼻を刺す。火山ガスの噴出状況や気象状況によっては立ち入り禁止になる場合があるらしいが、今日は警戒レベルが一番低い状態だったため無事に見学することができた。
噴火口に向かう途中には噴火時に避難するための「退避壕」と呼ばれる施設が備わっている。
ここは火口の一部に過ぎず、実は阿蘇自体が火口。「これが全て噴火したら氷河期が来るらしいよ」という友人の言葉を噛み締めながら、火口を後にした。


16:00
神社
上色見熊野座神社
KAMISHIKIMIKUMANOZA SHRINE
あの映画のロケ地!?
人気のパワースポット神社
帰りの便は夜のため、阿蘇の旅後半戦で連れて行ってもらったのが上色見熊野座神社だ。
熊本県出身の漫画家・緑川ゆき氏のアニメ映画「蛍火の杜へ」の舞台となったことで注目が集まったと言われているらしく、最近では映画「るろうに剣心」最終章のロケ地となったことでも有名とのこと。
両側に並ぶ石灯篭が荘厳かつ美しく、木漏れ日も相まってかとても神秘的な雰囲気だった。
ゆっくりと10分ほど石段を登ると現れる本殿。そこからさらに上へと登ったところにある巨大な岩壁に空いた穴「穿戸岩(うげといわ)」が有名らしい。その穴の向こう側はどこか異世界に繋がっているようにも感じられる。まさにパワースポットだった。




17:30
道の駅
あそ望の郷くぎの
ASO KUGINO
絶景望む道の駅
空港まで送ってもらう帰り道にあった道の駅「あそ望の郷くぎの」。ここから望む景色もとても綺麗だった。
ただ、閉店時間が早いため着いた頃には全ての店は閉店。そのまた途中の展望台から見える景色も雲の隙間からさす光がとても綺麗でしばらく見惚れてしまった。
そこで隣にいた若いカップルに写真をお願いされ素敵な写真が撮れたのだが、こっちはおじさん2人で景色を満喫した帰り道。
空港に着くと、「熊本はうどんと鳥天も美味しいんだよ。」ということで空港内にある「和食りんどう」で夕食。
2人きりでこんなにずっと一緒にいたのは初めてだったので、仕事のことや家族のこと、これからのことなど、ここだからできた様々な話が本当に感慨深かった。
なんかお互い大人になったなぁ。そんなこんなで最高に楽しかった熊本・阿蘇の旅は終了。(もう一度言うが、彼が私の結婚式の二次会で両かかと粉砕骨折をした話はまたどこかで語らせてほしいw)









































































