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10
OKAYAMA
岡山
KAGAWA
香川
瀬戸内国際芸術祭を巡る旅
#瀬戸内国際芸術祭
#直島新美術館
#犬島精錬所美術館
#ひらめの唐揚げ
日本の
建築を
巡る旅
November
11.2-4
March
to
December
2025
Journey
through
Japanese
Architecture
CONTENTS
はじめに・目次
INUJIMASPECIALNAOSHIMA
[ はじめに ]
Studio Design Award 2024グランプリ受賞(旅と仕事と)の副賞でいただいた100万円の賞金の使い道として、「創造力は移動距離に比例するらしい」を10ヶ月かけて検証する「旅と仕事と|日本の建築を巡る旅」の第9弾。
今回は人生で三度目となる「瀬戸内国際芸術祭」へ。
[ 今までの総移動距離 ]
約
6,182
km
第9弾
東京 → 岡山 → 犬島 → 直島
約
694
km
第8弾
東京 → 渋川 → 前橋 → 太田
約
189
km
第7弾
東京 → 松江 → 益田
約
894
km
第6弾
東京 → 三条 → 新潟 → 長岡
約
390
km
第5弾
東京 → 札幌 → 小樽
約
858
km
第4弾
東京 → 山形→酒田・鶴岡
約
513
km
第3弾
東京 → 大阪
約
552
km
第2弾
東京 → 熊本 →阿蘇
約
908
km
第1弾
東京 → 石川 → 富山
約
515
km
[ 今までにかかった旅費 ]
746,076
円 /
100
万円
第9弾
岡山・香川
101,532
円
第9弾
岡山・香川
101,532
円
交通費
37,240円
宿泊費
39,600円
瀬戸内国際芸術祭鑑賞パスポート
4,500円
美術館入館料(3つ)
5,400円
Studioを肴に語る会
9,310円
レンタサイクル
1,500円
名物食費
3,982円
第8弾
群馬
114,394
円
第8弾
群馬
114,394
円
交通費
9,640円
白井屋ホテル(宿泊・食事)
100,154円
原美術館ARC
1,800円
ランチ(カフェ ダール)
1,800円
アーツ前橋
1,000円
第7弾
島根
90,735
円
第7弾
島根
90,735
円
交通費
40,430円
宿泊費
25,331円
島根名物食費
7,834円
足立美術館
2,500円
高速代
2,440円
島根県立美術館
1,150円
島根県立石見美術館
1,050円
Studioを肴に語る会
10,000円
第6弾
新潟
25,868
円
第6弾
新潟
25,868
円
交通費
15,860円
宿泊費
10,008円
Studioを肴に語る会
ご馳走さまでした
第5弾
北海道
83,305
円
第5弾
北海道
83,305
円
交通費
36,229円
宿泊費
35,730円
Studioを肴に語る会
5,976円
レンタサイクル
1,700円
頭大仏拝観料
500円
飲食代
3,170円
第4弾
山形
85,555
円
第4弾
山形
85,555
円
交通費
35,960円
宿泊費
30,640円
ホテルディナー
9,990円
本間美術館
1,100円
土門拳記念館
900円
レンタサイクル
500円
ソライ
1,500円
加茂水族館
1,500円
至道博物館
1,000円
飲食代
2,465円
第3弾
大阪
115,260
円
第3弾
大阪
115,260
円
交通費
29,440円
宿泊費
68,000円
万博チケット(2日分/大人1人)
12,000円
Studioを肴に語る会
5,000円
神座:おいしいラーメン
820円
第2弾
熊本・阿蘇
66,627
円
第2弾
熊本・阿蘇
66,627
円
交通費
41,327円
宿泊費
8,500円
コインロッカー
700円
Studioを肴に語る会
8,370円
熊本名物食費
6,730円
阿蘇山公園道路 使用料
1,000円
第1弾
石川・富山
62,800
円
第1弾
石川・富山
62,800
円
交通費
30,200円
宿泊費
16,400円
レンタサイクル
1,100円
美術館
2,000円
Studioを肴に語る会
12,000円
富山ブラックラーメン&ライス
1,100円

犬島

2025.11.2
/ Day 1
犬島
地方
岡山県岡山市東区
面積
0.54km2
総人口
36人(令和2年国勢調査)
※Wikipediaより抜粋(2025年11月)
11:45
美術館
犬島精錬所美術館
INUJIMA SEIRENSHO ART MUSEUM
歴史の重みを感じる廃墟感と
緑とモダンが融合したノスタルジック美術館
朝5時半に家を出ると東京駅から朝一の新幹線に乗り込み、いざ岡山へ。
今回の旅は人生3度目となる瀬戸内国際芸術祭。飛行機で行くことも考えたのだが、島へのアクセスやら手間を考えると新幹線で行くことにした。
初日に目指したのは今までに行ったことがなかった犬島だ。前々から犬島精錬所美術館が気になっていたのだが、定番である直島・豊島を巡るとどうにもここまで辿り着けず、今回の旅でついに行ってみることにした。今日は夜にStudioを肴に語る会を開催するため、17時台に岡山駅に戻る必要がある。
そこで調べた結果「岡山駅からバス→宝伝港→犬島」というルートで行くことに。
岡山駅に到着すると急いでコインロッカーを探し、さんすて岡山のコインロッカーにスーツケースを押し込んで、小走りでバス停へと向かった。
バスに乗ると50分ほどで宝伝港に到着。
犬島であればそんなに人はいないかなと思っていたのだが、60人乗りの高速船で3ターン目に乗り込むという、さすが秋会期終盤のことだけある混み具合だった。
高速船に乗ると10分ほどで犬島に到着。
着いてからまずは家プロジェクト F邸を見て、お目当ての犬島精錬所美術館へと向かった。
犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館だ。
太陽や地中熱などの自然エネルギーを利用した環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しているなど、サステナブルな取り組みが行われいてるのも興味深い。
最盛期は2000人を超える従業員がいたらしいが、銅価格の暴落などにより1919年には操業を停止、1925年に廃止になったとのこと。
当時の面影を残しながら所々欠けたり崩れている煙突や煉瓦、そこに生い茂る草や蔦がなんとも言えないノスタルジックな感じでかっこいい。
また、そこから臨む瀬戸内海がゆったりした時間を感じれてとても美しかった。




12:40
昼食
カフェスタンド くるり
CAFE STAND KURURI
13:30
複合施設
犬島アート巡り
INUJIMA ART
ゆったりとした島時間が流れる
丁度いいサイズ感の島
お腹を満たした後は犬島に点在するアートを目指して心地よい散策タイム。
犬島は周囲3.6km、面積0.54k㎡の小さな島なので、端から端までアートを歩いて巡っても1-2時間で回れてしまうサイズ感。犬島製錬所が開設(1909)、営業されていた最盛期10年の間には住民は3,000人を越えていたが、製錬所閉鎖と採石業の衰退により現在の人口はその100分の1とのこと。
犬島の家をアートに変える「家プロジェクト」では、アーティスティックディレクター 長谷川祐子さん、建築家 妹島和世さんが手掛けている。
さまざまなアーティストの作品が家と一体化して展示されていて、散策するだけでも面白い。
しかも天気も良かったので、Tシャツでも問題ないような気温で丁度お散歩日和だった。
島を一周ぐるりと巡り終わると、高速船の時間まではまだ時間があったので、最後はチケットセンターに併設されているカフェでカフェオレを注文し、瀬戸内海を満喫できるテラスのベンチで少しブログ執筆タイム。
最近は旅の途中で少し時間ができたらこのブログを書くことにしているw
帰りの高速船は15:35発なのだが、この時間が一番混むらしく、乗り場に向かうと長蛇の列。。
犬島に到着した際にこの時間の優先券をもらっていたので、定員の中に入れたが、もらっていなかったら第2便以降になっていたのは間違いなかった。
犬島の写真は↓に掲載している「写真で楽しむ犬島」にてお楽しみください。
17:30
居酒屋
居酒屋 豆炭
日本の建築を巡る旅の裏企画がこの「Studioを肴に語る会」。訪れた土地にいるStudioユーザーの方に会って、Studioについてのあれやこれやを聞いて廻ってみようという企画だ。
今回はちゃんれみさんに繋いでいただき、岡山のStudio Expertsである株式会社アクアプラスデザインの津崎さんと飲ませてもらうことに。
バスで岡山駅に戻ると、とても温和で親しみやすい雰囲気の津崎さんがすでに改札前で待ってくれていた。初対面でもとにかく話しやすい津崎さん。たまに行かれているという七輪スタイルのお店まで案内していただく間も深いお話がスタート。
その流れのまま乾杯後も色々な話が展開していき話は尽きず。中でもAIを使った新規事業の話が興味深かったので、とにかく私は質問攻めだったw
自社事業をどのようにスタートさせて、誰にどう広めているのか。今後の展開方法も含めてスッとイメージしやすい流れがとても面白かった。
また、経歴も全てが今に繋がっているような活かされ方をしていて、とても参考になる。相当な苦労の上に今があるのを知り、なんとも勉強になったとても楽しい時間でした。

SPECIAL
島
写真で楽しむ
犬島
SHIROIYA HOTEL





直島
2025.11.3
/ Day 2

直島町
地方
四国地方
面積
14.21km2
総人口
2,935人
※Wikipediaより抜粋(2025年11月)
10:00
美術館
李禹煥美術館
LEE-UFAN ART MUSRUM
李禹煥さんと安藤忠雄さんの
コラボレーションによる美術館
朝7時に宿で朝食を済ませると、8時台のフェリーに乗り込み、いざ直島へ。
フェリーの展望デッキから美しい瀬戸内海に浮かぶ島並みを眺めていると、あっという間に20分ほどで直島に到着。
レンタサイクル おうぎやで予約していたレンタサイクルを受け取り、今まで行ったことがなかった李禹煥美術館へと向かった。
昨日に続き今日も天気がいいので、とにかく大自然の中を進むだけで気持ちがいい。
いくつか芸術祭を巡ったことがあるが、一番好きなのがここ直島かもしれない。(豊島の豊島美術館も猛烈におすすめだが、もう行ったことがあるので今回は除外w)
李禹煥美術館は国際的評価の高いアーティスト・李禹煥さんと建築家・安藤忠雄さんのコラボレーションによる美術館。広い空間にシンプルで無駄のない洗練されたアート作品が展示されており、とても洗練されていて美しかった。
また、美術館の外に展示されている作品も素晴らしく、広々と広がる瀬戸内海に向かうように立てられているアーチが自然と調和していて気持ちがよかった。




10:45
美術館
直島新美術館
NAOSHIMA NEW MUSEUM OF ART
99匹の“オオカミ”が圧巻!
息を呑む大迫力のアート作品
瀬戸内国際芸術祭に来るたびに訪れるメインの島「直島」だが、今回ここに来た一番の目的がこの2025年春に開館したばかりの直島新美術館だ。この設計も直島と言えばの安藤忠雄さん。
地下2階、地上1階の3層からなる美術館では、日本も含めたアジア地域のアーティストの代表作やコミッション・ワークを中心に展示・収集していて、中でも圧巻だったのが蔡國強(Cai Guo-Qiang)さんの作品「ヘッド・オン」だ。
広い空間の中を、99体のオオカミが走り抜け、飛び交う姿はまさに圧巻!
これを見れただけでも来た甲斐があると思うほどだった。
美術館自体も吹き抜けの高い天井に空いた三角形の窓からの光や斜めに造られているコンクリートのラインが美しい。
併設されているカフェは利用はしなかったのだが、大自然が一望できるロケーションで最高に気持ちが良さそうだった。





11:45
美術館
地中美術館
CHICHU ART MUSEUM
痛いほどに研ぎ澄まされた
コンクリートのラインが美しい美術館
直島で有名な美術館と言えばここ、「自然と人間との関係を考える場所」として、2004年に設立された地中美術館だ。もちろん設計は安藤忠雄さん。
ここも李禹煥美術館同様館内が撮影禁止なのが残念なのだが、めちゃくちゃかっこいい美術館。
もうこれでもかというくらいにシンプルに研ぎ澄まされたコンクリートのラインが超絶美しく、展示されている作品もどれもがシンプルで潔い。
痛いほどに研ぎ澄まされて洗練された美術館はとてもクールで、計算された建物の隙間から差し込む光がまた美しかった。
様々な作品があるのだが、天井に空いた長方形の穴から見える空「オープンスカイ」というジェームズ・タレルの作品がめちゃくちゃシンプルなのに本当に美しい。本物の空なのに綺麗過ぎてまるでスクリーンに写っているかのような錯覚に陥ってしまう。写真撮影ができないということで作品に没頭できる、ということもあるのかもしれない。
13:20
昼食
ゆうなぎ
YUNAGI

外はパリパリ
中はふわふわ
地中美術館を見た後の昼飯をどこにしようか悩んだ結果、地中美術館に併設されている地中カフェも捨てがたかったが、ちょっとした直島らしさから、ひらめの唐揚げが食べられるここにすることした。
直島の宮浦港のすぐ近くにあるこのお店はひらめ推し。
中でも唐揚げが名物とのことなので迷わずそれを注文することにした。
キッチンからはひらめを揚げる香ばしい音が鳴り響く。注文して程なくやってきたひらめの唐揚げは外はパリパリで香ばしく、中はふわふわ。味付けがされていないため自分の好みの量で塩を振りかけるスタイルなのだが、素材の旨みが感じられてとても美味しかった。
14:00
美術館
ベネッセハウス
ミュージアム
BENESSE HOUSE MUSEUM
自然・建築・アートが共生する
ホテルと一体になった美術館
昼食を済ませると、本日最後の美術館「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館した「ベネッセハウス ミュージアム」へ。もちろん設計は安藤忠雄さん。
泊まれる美術館ということで、実は最初はここに泊まれればと思っていたのだが、1ヶ月以上前でもすでに予約が埋まっていて、その夢は叶わなかった。。
ベネッセハウス ミュージアムは地中美術館よりももっと美術館らしい美術館。
絵画、彫刻、写真、インスタレーションなど様々な作品を見ることができ、アーティストたちは自ら場所を選び、作品を制作しているらしい。




15:00
カフェ
CAFE
カフェラテ巡り
さすがに立て続けに美術館を4つも見るとお腹がいっぱいになってくるので、少し休憩がてらカフェラテタイム。
月曜祝日ということでお休みのお店も多かったり、眺めのいいカフェが人気でいっぱいだったこともありしたので、家プロジェクトのすぐ裏にたまたま見つけたカフェでひと休憩。私の前のお客さんも後ろのお客さんも外国人で、今回3度目の瀬戸内国際芸術祭なのだが、こんなにも外国人観光客が増えているのには驚いた。

15:15
美術館
家プロジェクト巡り
HOUSE PROJECT
芸術祭らしい
点在するアートを満喫
カフェラテてでひと休憩入れた後は、この辺りに点在している家プロジェクトのアートを散策がてら満喫。直島自体は結構広いのだが、家プロジェクトは近い場所に固まっているのが見やすくて嬉しい。
すでに前にも見ているのだが、好きなアーティストである大竹伸朗さんの「はいしゃ」と千住博さんの「ザ・フォールズ」はまた見ても面白かった。
大竹伸朗さんが手がける実際に入浴できる美術施設「I♥︎湯」という場所があるのだが、ここは実際に入浴しないと入れない施設。ここも面白いので直島に行く機会があったらぜひおすすめしたい銭湯だ。
一通り巡った後は一日お世話になったレンタサイクルを戻し、岡山の宇野港行きのフェリーに乗って、今回の旅も終了。帰り道の夕焼けに染まる瀬戸内海がこれまた美しかった。
さようなら直島。
さて、これでこの旅も残るはあと一回。
千住博
石橋 「ザ・フォールズ/空の庭」


宮島達男
角屋 「Sea of Time '98」

三分一 博志
The Naoshima Plan 「水」


大竹伸朗
はいしゃ「舌上夢/ボッコン覗」

杉本博司
護王神社 「Appropriate Proportion」








































































